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改善活動のネタ決めガイド(3/100)

はじめに

スキマです。製造業の現場作業員です。製造業にとっては小集団による改善活動は日常なのです。どっちかというと得意な方ではありませんが、誰かの役に立つと信じて発信します。note100記事チャレンジ中。

活動をマネジャと共有するコツ

基本的にボトムアップの活動なので、自分達が困っていることに取り組むのが基本ですが、「これをやります」と宣言することによって、上司に協力をお願いしたり横槍を予防したりする効果があります。
どっちかというと、宣言は横槍防止に効きます

  • けしからん、無意味だ、という誹謗中傷を蹴飛ばす

  • どうせなら○○、とドサクサに紛れて無理難題を要求する悪党を蹴飛ばす

ね?便利でしょう?

重要度・緊急度・拡大傾向

ネタの根拠はこの3つで補強しておくと、効率よく横槍が取り除けます。軽く解説します。

重要度:上位方針にフィットしていますよ、という説明

このネタに取り組む事が、上位方針の達成に貢献できます、という説明ができるようにしておいてください。

緊急度:後回しにしたくない理由を説明

今このネタに取り組む意義について説明ができるようにしておいてください。緊急度の理論武装が足りないと「こっちやってよ」と雑用を押し込まれて寄り切られてしまうのです。

拡大傾向:将来に渡って役に立つ予測を説明

廃止になる作業や、滅多に発生しない作業を改善しても尻つぼみになってしまいます。今大変な状況であれば、どうにかしたくてゴリ押ししたくなる気持ちも理解しますが、「これってこれからも続くのか?」という視点は取り組む前に確認しておく必要があります。地味に忘れがちですし、拡大傾向にあることをマネジャと共有できるとお互いにモチベーションアップに効くので、サボらずに調べておきましょう。

最後に

現場で発生する、ありとあらゆるイレギュラーに対応する術を少しでも知っていると、当事者意識を持つことが出来ます。他責にしてしまう方が気が楽かもしれませんが、際限が無いですし、誤解を恐れない言い方をすれば「出来ない理由は言い訳」だと思っています。他人に嘘は付けても、自分に嘘は付けません。さっさとやってみてさっさとやっつけましょう。Xに連絡いただければ、質問にも答えます。
皆さんの問題・課題が少しでも軽やかになりますように

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