肉体改造のピラミッド 栄養編
1年ほど積読したままになっていたのをようやく読み終えました。デカいハードカバーなので読了まで時間かかるかなーと思っていましたが、平易な文体で2時間くらいで読み終えました。でも内容は非常に実践的で良書。
タイトルにあるピラミッドとはなんぞやというと、体形やフィットネスを向上させるうえで栄養的に重要度の高い要素をベースとして、上に行くほど重要度が下がるピラミッドをさしています。
重要度の高いものから、カロリー収支 > 三大栄養素・食物繊維 > 微量栄養素・水分 >食事回数・タイミング > サプリメントの順番だそうです。
まぁ当たり前といえば当たり前で、やはりカロリー収支と三大栄養素は重要だというのは予想通り。サプリメントなんかは枝葉末節というのは、その通りだなーと思います。
個人的に気づきがあったのはダイエット休みやリフィードの手法。いわゆるチートデイに近い考え方なのですが、カロリー収支の釣り合うポイントから計算するので現実的で納得感があります。ま、わしは減量なんかしないんやけどな、ぶへへ。
趣旨の近い書籍は寺田 新の『スポーツ栄養学』こちらはどちらかというと理論寄りで、本書は実践寄りで読者の感覚に近い観点で書かれています。どちらも間違いなく良書、おすすめです。
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