動きながら弾く練習無くしていい演者には成れません。

7/19に向けて生意気を言うの40回目です。ライブ後も続ける予定ですw それと7/19に向けて生放送をyoutubeにて行う運びになりましたので、良ければチャンネルの方からご視聴いただけましたら幸いです。7/14の18:00からです。
https://www.youtube.com/channel/UCKlfMsxfAQ1JXnMVOjbEMAQ?view_as=subscriber

スタジオで良く聞こえてくる議論に、弾きながら動く練習をやるべきか、やらざるべきか見たいなものがあります。演奏がちゃんとできないのに動いたら余計に悪くなるからするべきではないという意見と、動きが無いとつまらないという意見のぶつかり合いですね。

結論としては動きながら演奏する練習をするべきです。演奏がちゃんと出来るようになってから動きの練習というのはただのいい訳です。だいたいその人の言う「ちゃんとした演奏」はゴールの無いレベルなので。高望みですし、自分にはその理想が出来る才能があるっていう自惚れですし、だからやらないっていう逃げ道です。

動きながら演奏をする練習をしなければいけない理由は4点ほどあると思います。箇条書きにするとこんな感じ。

1、動きながらの演奏が出来ないのはリズム感が悪いから
2、舞台として求められることがある
3、突然やれと言っても出来ない
4、歌の解釈が共有できないし勝負できない

一つ一つ説明していきます。

1、動きながらの演奏が出来ないのはリズム感が悪いから
リズムに乗っていれば動きは普通にある程度出るものです。足でリズムを取るだけでも十分動きの基礎となります。動きながらの演奏ができない人は、一曲の間足で4分音符のリズムをキープできないので、まずはそこからです。

弾きながら歌う場合も、パフォーマンスとして動く場合も、必ず演奏のリズムがキモになってきますからこれは単にリズムトレーニングが不足してるだけです。

2、舞台として求められることがある
クライアント、もしくはバンドメンバーから動きを求められることがあります。演出は大事ですから。この時出来ないと言えばクビになるだけです。舞台のパーツになれない人、なろうとしない人は舞台に必要ありません。

動きに対応できるよう練習をしないと言う事は、自分から自分の価値を下げる行為に他ならないのでただただ勿体ないだけかなと思います。

3、突然やれと言っても出来ない
当たり前の話なのですが、人間、突然やれと言われても出来ません。練習無しで出来る事は、たまたまそれまでに似たような経験があっただけです。

練習で100出来たものは本番では80しか出来ませんし、突然やったとしても及第点には程遠い場合が殆どでしょう。

4、歌の解釈が共有できないし勝負できない
動きながらの演奏が出来ないと言う事は、歌いながらの演奏が出来ないと言う事です。

歌は歌は舞台上で演者、客席を纏める一番大切な役割を持ちますから、ここで解釈の共有、もしくは解釈を巡っての勝負が出来ないのなら装置として不要です。客席からみても邪魔ですからもう降りて下さい。間違えない演奏をするだけ打ち込みの方が幾分かマシです。

特に演出として求められた際にいつでも対応できるようになっていないようでは舞台人として失格ですので、弾けるようになってからという言い訳をせずに、常日頃から姿見を見て動きながらの練習を積んでください。

本日はここまでです。7/19にノルマゼロのライブをやります。twitterのフォロー、noteのご支援など頂けましたら幸いです!


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