学生募集の目的と未来
普段は大学職員として勤務しながら、学生支援に向けてあれこれと考えています。
さて今日から学生募集のため福岡(天神に)向かう道中で、学生募集について、考えを纏めてみたいと思います。
学生募集の目的
大学職員もサラリーマンなので、学生(顧客)が入学してくれないと、事業を継続させる事ができません。当然お客さんがいないと商売成り立たないってことと、資金が枯渇してしまい、従業員が働けなくなります。
大学でいう商品とは教育なのですが、顧客は1人につき1カウントでしかないです。1人が2つも3つも買うものではないので、当然人口に比例してきます。
今の日本ではここ結構危ないなと思っていて(20年前から分かってたこと)それが顕著に現れてきています。だからこそ学生募集に力を入れないといけないって言われるんですが、そもそも日本の大学の数は793校(2023年度)あり、全入時代と言われて大学を選ばなければ18歳の人たちは全員大学に行ける時代になってます。
このレッドオーシャンの中で学生募集って今までみたく営業してても人なんて集まるわけもない。
手当たり次第人集めて、本来の理念とか教育目的とか蔑ろにしてると、それこそ特色がなくなってしまう。これって本末転倒だよなって思ってます。
しっかりと大学の目的(教育理念)達成のために、大学の特色をしっかりと伝えて学生募集の目的としっかり擦り合わせをして、人を集める事がめちゃくちゃ大事なことだと思います。
教育の将来
今後たくさんの大学が潰れていく中で、もっとも重要なことは人だと思っていて、人検索が言われる今の時代、教育機関もそのフェーズに入ってきてると感じてます。あの人から教わろうとか、あの人がいるから安心だとか!そっちですね。
みんな選ばれる大学を目指して、あれこれと考えてる中で、しっかりと伝える(届けきる)ことが出来てないところがほとんどだと思います。届けきることをとことんする事で、人検索につながると思うので、ここしっかりとやり遂げたいと思います。
届けるための準備はしっかりとしてきたので、福岡で結果残してきたいと思います!
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