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コトバ放浪記

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コトバについていろいろ考えをめぐらせてみます。コトバの広大な世界を放浪しようというわけです。日常生活に役立つとはかぎらないけれど、人生をちょっと彩ることにはなるのでは?
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#ライターの仕事

〈コレクション〉するのは必ずしもモノでなくていい

2022年1月29日放送の「タモリ倶楽部」が興味深かった。りそな銀行では通帳に支店名が印字され…

〈仕事の効率化〉とはいうけれど、非効率なことにも価値はあるかもしれない

ボクたちビジネスパーソンは、〈仕事の効率化〉に躍起になっている。仕事を効率化すれば生産性…

〈自分へのご褒美〉は、いま目の前にある幸せを意識する

キミは〈自分へのご褒美〉といって、ふだんは買わない高価なお菓子を食べたり、旅行に行って高…

〈毎日おなじことのくりかえし〉の幸せに浸りたい

「〈毎日おなじことのくりかえし〉は嫌だ!」とぼやく声を聞くことがある。でも、「くりかえし…

〈大人の遊び〉とは、お金では買えないモノを探すこと

このコトバは、お酒とかギャンブルとか、ようするに「子どもに禁じられている行為」を連想させ…

40歳を超えたら〈がんばる〉はダメ

ある『ジャンプ』のヒーローは、嫌いな言葉の2番目に〈がんばる〉を挙げた。ボクも共感するの…

〈今年の目標〉は自分が「なりたい状態」を考える

目標といえば、「今年は○キロ痩せる」「○冊本を読む」「○万円貯める」といったものにしがちだ。でも、これらはすべて〈行動〉といえる。 「それのどこがいけないの?」 もちろん、悪くない。個人の目標なんてどんなものにしようと自由だ。けれども、ボクだったらこんなふうに目標を立てる。 たとえば、「○冊本を読む」ではなく「起業に関する知識を身につける」などとする。「読む」は〈行動〉だが、「身につける」は〈状態〉、しかも理想のそれになる。言いかえれば、行動が〈手段〉で、理想の状態は〈

〈一年の計は元旦にあり〉でも元旦だけではとうてい足りない

このコトバはこんな意味だ。「一年の計画は元旦に立てるのがいい」「物事を始める際は最初にし…

〈知識のアップデート〉をして世間の価値観を無批判に受けいれよう

おそらく最近になって使われるようになったコトバだと思う。「昔とちがって、いまそんなことし…

「〜中」は〈行動〉にしか使えない

〈故障中〉という表現は日常的に目にするし、だれも疑問には思わないだろう。しかし、ものの本…

〈おじさん〉が〈おやじ〉なら、〈おばさん〉は?

〈おじさん〉をくだけた表現にすると〈おやじ〉。では、〈おばさん〉は? 〈おやじ〉に相当す…

〈ウソをつけ!〉は諸行無常の世のなかを表現している

〈ウソをつけ!〉と命令しているようでも実際は「ウソをつくな」と禁止する意味だったりする。…

〈画像はイメージです〉で責任逃れをしていない?

つい最近までまったく気にならなかったのだけど、だれかが指摘しているのを目にして「なるほど…

〈〜まである〉は いずれ公的な文書でも使われる?

インターネットの世界でしばしば〈~まである〉という表現を目にする。仮定の状況を引きあいに出して自分の主張や気持ちを強調するものだ。「このホラーは怖い。恐怖のあまり死人が出るまである」などと書く。2010年ごろから使われているそうだが、ボクが気になりはじめたのは最近だ。 〈~まである〉を言いかえるとすれば、どうなるか?「死人が出るかもしれないとさえいえる」「死人が出るところまでいくだろう」のように、文字数を多く費やさないといけない。その意味で〈~まである〉はじつに“リーズナブ