書と写真の個展開催
2023年6月26日(月)〜30日(金)に、名古屋市中区にある中国菜館桃の花本店の個室を貸し切って、書と写真の個展を開くことになりました。もちろん、やり方は知りません。手探りでのスタートです。
物事の上達には意識が重要です。たとえば、英語を上達したいと意識しなければ、字幕映画を見てもほとんど上達しません。たとえば、上手な字を書こうと意識しなければ、どれだけ書いても字はほとんど上手くなりません。
これまでも書展、写真展に行ったことはありますが、個展を開くという意識で観賞していなかったので、作品そのものしか見ていませんでした。
今は個展を開くという意識で生きているので、展覧会に行けば、作品そのものだけでなく、展示方も学べます。街の看板やポスターからもヒントを得られます。意識をしているだけで、人生の景色ががらりと変わります。
2018年と2020年には、ジム会員のデザイナー石原さん主催の展覧会にイラストをいくつか出展しました。そこでプロの作品に生で触れることで、作り方、仕上げ方を学びました。多謝。
スマホのカメラの性能向上は言うまでもなく、インターネットを駆使してプリントパックを使えば、このブルート通信のようにプロとそこまで遜色のない作品にできます。毎月の制作編集作業も、個展開催への足がかりとなっています。
書はすでに、経営理念や四字熟語、店名などの依頼を揮毫しております。右も左も分からない状態から、依頼者や先生に育てていただきました。
写真もすでに、あらゆる材質を試し、ジムなどに仮で展示して見映えを見比べています。ちなみにこの雑誌の写真は、ほぼ私が撮っています。
デザインの基礎を書籍から学び始め、その流れから書道にも手を出して2年。面白くて仕方のない気持ちでほぼ毎日書き続けていたら、個展を開催することになりました。有り難い話です。
伝わりやすいデザインを心がけたら、K-1の解説の評判も良くなりました。書によって繊細(せんさい)な指先の感覚を意識することで、身体の動かし方も上手になりました。つまり、キックボクシングのフォームも良くなりました。物事は意識をすれば、だいたい繋がります。
明るく生こまい
佐藤嘉洋
ブルート通信 vol.184
明生人嘉 〜 MyojoJinka 〜 112話