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① 30年くらい前の話「2週間のアメリカ旅行」~ニューオリンズ 1~
今から30年くらい前のアメリカ旅行の話です。
その旅行で訪れた場所を順番に記録して書き記します。
できれば後ほど この旅行のことを まとめたいと思っています。
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【1】ルイジアナ州 ニューオリンズ ①
30年ほど前、男性 2人だけで 2週間ほどアメリカ合衆国に行きました。
この頃は 「海外の国には日本にはない新しい発想がある。」として海外の国の経済、文化を特別なものと考える風潮があったように思います。
それを探求するための この自由気ままな海外旅行は 私の人生で忘れられないほど 思い出深い旅行になりました。
私、この旅行の時も 現在も英語を話すことが出来ませんが 一緒に行った方が英語を話せる人でした。
最初の訪問地はアメリカ南部 ルイジアナ州のニューオリンズ。
日本からアメリカ ニューオリンズまでの航空機チケットを手配して、1泊目のホテル予約だけを行って日本を出発しました。
途中 テキサス州ダラス空港で乗り継ぎをしてニューオリンズに到着です。
(この時は まだニューオリンズへの直行便がなかったのです…💧)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44853467/picture_pc_d771319494b5591bd7d84c57bcce32a0.gif)
ニューオリンズは タバスコやチリなど辛いスパイスが効いたケイジャン料理が有名、そしてジャズ音楽の発祥地です。
観光地として有名な「バーボンストリート」は ヨーロッパ風の建築物が建ち並び、ネオンが輝く最大のメインストリート。
夜にはバンドの生演奏などが行われます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44854299/picture_pc_182a43c6b58cea2cb27bc2691f3a5a9e.jpg)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44854687/picture_pc_a0120be215eaeef9e248d360fe9731e0.jpg)
ニューオリンズでは 「バーボンストリート」の近くにあるホテルに宿泊しました。
チェックインしてみたら 何とダブルブッキングされていて 私たちの部屋がない…。
当時、ニューオリンズでは いろいろなイベントが行われていて どのホテルも満室で空いている部屋がありませんでした。
「他のホテルに行ってくれ!」と言われましたが 他に空きホテルなど見つかるわけがないので、「何とかしてくれないと困る。」と食い下がって やっと案内されたのが 細い階段を降りた地下にある小さな部屋でした。
多分、布団部屋を片付けて 簡易ベットを置いただけの部屋…。
そこは 地下の部屋なのに窓とカーテンがありました。
不思議に思って カーテンを開いてみると 壁だけしかありませんでした。 壁にカーテンを貼り付けただけのイミテーション窓だったのです。
でも このカーテンだけの窓は プライベートで参考になりました。
後に 欽ちゃんの仮装大賞に出場した時、部屋のセットを作ったのですが、 その時の窓はこのイミテーション窓を参考にして壁にカーテンだけを吊るして準備しました。
(↓ 下の写真が そのセットのテレビ画面です。)
![](https://assets.st-note.com/img/1676066086312-pmOJOhW0ab.jpg)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72177543/picture_pc_b0c39085e9fb07b6dd865007a5ac7500.jpg)
翌日 出掛けようとするとホテルのフロントの方が 「昨夜、バーボンストリートで殺人事件があって まだ犯人が捕まっていないから 夜は出歩かない方が良いよ。」と教えてくれました。
私たちの 日本人観光客風の服装は目立つので、地元に住んでいる東洋人に見えるように 近くのスーパーマーケットで特売品のジャンパーや靴を買って それに着替えました。
自己防衛のための手段です。
夜になって ホテルのフロントで お勧めの料理店を教えてもらって タクシーで夕食に出かけました。
レストランは意外と近くてすぐに到着しました。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44865417/picture_pc_329dd405139407fa14874122097feb3b.png)
食事をしてからホテルに帰るためにレストランでタクシーを呼んでもらおうとしたら 「そのホテルは近いので歩いて帰ってください。」と言われて タクシーを呼んでくれませんでした…。
(私たちが安価な服装だったのが理由かも知れません… 💧)
仕方なく 歩いてホテルに向かいましたが 道には街灯がなく 街の公園を横切るような道を通らなければいけませんでした。
う~ん、とっても怖い…。
公園の植木の横を歩いていたら 前方の暗闇に 10個くらいのピンポン玉のように光る物体を見つけました。
私、「何だろう…?」と思って近寄ってみると、それは公園に来て座り込んでいた 5人くらいの黒人の若者たちの目玉でした。
黒っぽい服を着ていたので 暗闇の中から 目だけが白く光ってピンポン玉のよう見えたのですが とってもビックリした記憶があります。
その後、殺人事件の犯人は逮捕されたと教えてもらいましたが この時は心臓が破裂しそうにドキドキしました。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44867820/picture_pc_5c6b9668efb16a0f24ba7a51dce6ce85.jpg)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44867767/picture_pc_90abeec37853cce08b4343d118640783.jpg)
↓ この写真はニューオリンズ ミシシッピ川周辺で撮影しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1676066396626-2BhdRxDOQF.jpg?width=1200)
そして、ニューオリンズの2日目。
この日の夜、現地で行われた業界のディナーパーティーに招待されました 。
しかも 立食形式ではなくてテーブル席でのフルコース料理!
挨拶だけなら何とかなりそうでしたが、ビジネスの話を英語で尋ねられると全く分かりません…。
何が何だか訳が分からない私には とっても厳しく つらい試練の食事会になりました… 😢
② 30年くらい前の話「2週間のアメリカ旅行」に続く…。