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カーボンニュートラルとは?(#194)
【毎日1000文字アウトプット194/1000日目】
【毎日トイレ掃除89/1000目目】
【毎日FP資格勉強89/100日目】
1月から広報がメイン業務になり、タスクが一気に増えたものの、広報の話を古い付き合いの知人に話したところ「ぴったりじゃん」と言われてご満悦のイシグロファクトリーです。
さて、昨今環境にまつわることが色々言われている状況ですが…
カーボンニュートラルという言葉を聞いたことがあるだろうか?
当社も環境系の情報を集めている中で、noteに綴っていくことで知識を深めるきかっけになるなと思ったので、そんな内容も広報の一環として綴っていこうと思う。
カーボンニュートラル宣言とは?
カーボンニュートラル宣言とは、個人、企業、または国が、特定の時点までに炭素排出量(CO2などの温室効果ガス)を実質ゼロにすることを目指す公式な表明です。
この宣言の背景には、地球温暖化の進行を抑制し、気候変動に対処するための国際的な努力があります。
カーボンニュートラルを達成するためには、以下のようなアプローチが一般的です。
排出削減の取り組み
エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーへの移行、持続可能な運輸手段の利用などにより、CO2排出量を直接削減します。
カーボンオフセット
植林活動や再生可能エネルギープロジェクトへの投資など、排出したCO2に相当する量のカーボンオフセット(炭素排出量の中和)を行います。
イノベーションと技術開発
気候変動に対処するための新しい技術や方法の開発を進めます。これには、カーボンキャプチャーおよび貯蔵技術(CCS)、持続可能なエネルギー源の開発、エネルギー効率の高い製品やプロセスのイノベーションが含まれます。
持続可能なビジネスモデルへの転換
企業や組織は、環境に配慮した製品やサービスを提供することで、ビジネスモデルを持続可能なものに変革します。
教育と意識啓発
一般市民、従業員、ステークホルダーに対するカーボンニュートラルの重要性に関する教育と意識啓発を行い、広範囲にわたる支持と参加を得ることが重要です。
と、こんな感じです。
ちなみに、カーボンニュートラル宣言に向けては、以下のような具体的な数値目標が出ています。
国際的な目標
パリ協定: 世界の平均気温の上昇を産業革命以前の水準から2度未満に抑え、努力目標として1.5度未満に抑えることを目指す。
持続可能な開発目標(SDGs): 2030年までに気候変動に対する具体的な行動を取るという目標が含まれています。
国別の目標
日本: 2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)を目指す。
欧州連合(EU): 2050年までにカーボンニュートラルを達成し、2030年までに1990年比で最低55%の温室効果ガス排出削減を目指す。
企業レベルの目標
多くの企業は、2030年、2040年、2050年などの特定の年までにカーボンニュートラルを達成するという自主的な目標を設定しています。これには、炭素排出量の削減、再生可能エネルギーへの移行、エネルギー効率の改善、持続可能な資源の利用、カーボンオフセットの購入などの戦略が含まれます。
地方自治体や都市の目標
世界中の多くの都市や地方自治体も、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。これは、地域におけるエネルギー供給の脱炭素化、公共交通機関の環境改善、建築物のエネルギー効率化などを通じて実現されます。
これらの目標は、気候変動に対する具体的かつ効果的な対策を講じるための基盤を提供し、持続可能な未来への道筋を示します。
特に、産業革命以前と比較して気温上昇を1.5度未にに抑えることを目指すパリ協定は、世界各国が設定するカーボンニュートラル目標に大きな影響を与えています。
これらの目標達成には、再生可能エネルギーへの転換、ネルギー効率の向上、持続可能な交通手段の普及、森林保全、地域社会の持続可能な開発など、多岐にわたる取り組みが必要となります。
また、これらの努力は、地球温暖化の進行を抑制し、持続可能な未来を実現するために不可欠です。
具体的な取り組みには、クリーンテクノロジーへの投資、省エネルギー基準の強化、カーボンプライシングの導入、緑のインフラの開発などが含まれます。
また、これらの目標には教育と公共意識の向上も重要で、全世代にわたる環境保護への理解と参加を促進することが重要です。
カーボンニュートラルの目標は、環境のみならず経済と社会にも広範囲にわたる影響を及ぼし、新しいビジネス機会の創出、雇用の増加、健康と福祉の改善に寄与すると期待されています。
これらの努力は、地球温暖化の進行を抑制し、持続可能な未来を実現するために不可欠です。
とまぁ、こんな感じです。
ヨーロッパに比べると、この辺り日本はまだまだ遅れているし、国としての力の入れ方が全く違います。
とは言え、今のままでは確実に環境破壊が進み、僕らの世代以降の人たちが、そのツケをどんどん払わないといけなくなると思います。
未来のためにちょっとだけ自分でも出来ることはじめてみませんか?
てこと。