後に彼氏になる人から衝撃的な告白をされる
勤めていたメイド喫茶をやめた後、BMWさんとは付き合うことになりましたが、後一人関係が続いた人に厨房で働いていた、一つ年上のスナフキンさんという人がいました。
上の記事内でも書いていますが、彼とはメイド喫茶をやめた後、飲み友達となりました。
彼はバーテン志望であったこともあり、お酒に詳しく、食べるのも好きだったため、あちこち飲みに連れて行ってくれました。
当時の私は、彼氏でもない男性と二人で飲みに行くことにあまり抵抗はなく、(ただBMWさんと付き合っていた時は行っていない)普通に飲みに行っていました。
でも、彼は私のことが好きだったのだそうです。
好きと言われたのがいつだったか覚えていませんが、私はその時BMWさんと付き合っていたか何かで振っています。
それでも彼との関係はこの後5年ほど続くことになります。
そして、そんなある日、彼にいい店があるからと飲みに誘われ、私はそこで彼のから衝撃的な内容の告白を聞くことになりました。
彼の過去に関しての告白です。
私がここに書いてしまっていいのかちょっとわからないですが、
もう時効なので書かせてもらおうと思います。
少ししたら下げるかもしれません。
実は彼には中学の時から付き合っていた彼女がいたそうです。
彼は彼女のことが好きでしょうがなかったらしい。
中学が一緒で高校は別でしたが、毎日校門前まで迎えに行ってたそうな。
彼女は結構裕福な家の人で、家にバーのようなものがあり、高校の時はそこで一緒にカクテル作ったりしていたんだそう。
彼がバーテンになったきっかけがそれ。
二人はとても仲が良かった。でもたまに喧嘩をすることもあるわけで、
高校3年生のある日、喧嘩をして、喧嘩別れて帰る途中、彼女は事故にあってしまいます。
病院に運ばれ、命はありましたが絶望的な状態。
彼も連絡を受け、病院に向かいまいした。
病院のベットの上で、彼女はたくさんの管に繋がれていたんだそう。
それを見て、彼は、わけがわからなくて、なんでそんなものがついているのか理解できなくて、全て外してしまったんだそうな。
彼女は亡くなりました。
彼は彼女を殺してしまったことになりますが、
どちらにせよ、命は助からない状態であったこと、
彼女の親御さんも彼をどうこうすることを望まず、病院の人も、警察も承諾の上、内密に処理されたこと。
その後、彼は自暴自棄となり、学校もまともに行かず、
さらに、そのとき生徒会長をやっていたのですが、
学校から預かっていた生徒会の運営費うん十万を使い込んだんだそうな。
学校側も事情はわかっていたものの、処分をしないわけにはいかず、卒業はさせてもらえたが、推薦できまっていた大学進学がなくなったこと。
その後父親に家を追い出されて、バイトをしながら生活して今に至る。
この話をしたのは高校の友達以外で私が初めてであったこと。
3年たったからそろそろ次に行こうと思っていること。
そんな内容でした。
当時の私はその話をさらっと受け止めていますが、実はかなり衝撃を受けていたようで、15年ほどたった30代半ばに当事者でもないのに、この件に関してのPTSDを発症しています。
この2年後くらいに彼と付き合うことになりますが、結局その時も、この亡くなった彼女の存在というのは私に重くのしかかっていて、彼女との記憶をシェアしながら、彼と付き合っていくのは、こちらもメンタル面での問題を抱えていたこともあり、なかなか大変でした。
今思い返しても20歳そこそこで色々頑張っていたなと思います。
ただ、彼には、今後記事で書くと思いますが、かなり助けられた部分があるので、彼には出会えて良かったと心から思っています。