とある風景(゚∀゚) 010 「幼児とソフトクリーム坊や」
人間というのは子供の頃は特に他人の持ち物へ羨ましい気持ちを抱くことがあります。え、強欲な大人の方が多い?
私も幼少期にとても羨ましがったものがありまして・・・それがかの少年が抱えているソフトクリームなわけです。
少し目上か同じ様な背丈の子供が抱えているわけですから自分が抱える姿も想像できてしまうのですよ。特に抱える様な大きさのソフトクリームなんて絶対に完食できないのにペロリといけちゃいそうな佇まいはまさしく夢が形になった代物です。
なので彼と目を合わせる度に「美味しそうに食べてるなぁ・・・」とそのソフトクリームを毎度羨ましがったものです。
そんな彼の名はニックンというらしく、なんとセイチャンというガールフレンド迄いるそうです・・・妬み恋愛脳乙!
セイチャンって当時いたかな?と思いつつも、パッケージで二人並んでいる姿を見ると「なんで忘れてたんだ!」と思うくらいに馴染んだ顔でした。
彼らは1951年(当時5歳)に日本へソフトクリームが伝わって以来、少し遅れる形で訪日してからはずっとソフトクリームの普及に尽力してくれています。
私が名前に馴染みがなかったのも当然で、2001年にアイスクリーム伝来50周年(当時5歳)を機に後から名前がついたとのこと。
彼と久しぶりに再会した時もその抱えたソフトクリームを羨ましく感じてしまったのは私が強欲な大人になってしまったのか、それとも幼少期の憧れがまだ消え去っていないのかどちらなんでしょうね・・・あぁ、ソフトクリーム食べたい!(゚∀゚)ノシ
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