リトル巨人くんのハンバーガーのお話
唐突ですがハンバーガー大好きなんですよね。
特に捻った話でもなく、何処かの美食家の先生が仰った「味覚音痴のアメリカ人の食べるあの忌まわしい」食べ物の事です。
パンに染み込む肉汁とソースに絡んだ野菜とのコテコテ感と爽やかさの混じり合いが楽しめる・・・口中食味が際立つ料理形態とでも言うのでしょうか。
気が向いた時に肩肘張らずそこそこのお値段で楽しむことが出来る庶民食なんですよね。
ハンバーガーで庶民食というとどうしても思い出す漫画があります。
それは私が小さい頃に小学館の学習雑誌で連載されていたリトル巨人くんです。
ナチュラルに150kmの速球を投げる小学生が実在の野球選手をバッター(空振り)バッター(空振り)と打ち取る痛快な野球漫画です・・・空振りましたね(三振)
さて、この星一徹と星飛雄馬が電柱の陰でギギギギとグローブを噛んでいそうな「なろう系巨人の星」ですがその話の一つにとても印象に残るシーンがありました。
当時阪急ブレーブスという球団にブーマー選手と言う強力な助っ人外人がいたのですが、彼と巨人君が触れ合うエピソードでブーマー選手の貧しい下積み時代の話が出てきます。
主題はハングリー精神についてでそのキーアイテムがハンバーガーな訳です。
「ハンバーガー ヤメテ、 ハヤク ステーキ タベレル ヒトニナリタイ!」
今も昔も何故かハンバーガーを見るとこのエピソードが思い出されるのでよっぽど心の何処かに刺さるものがあったのだと思います。リトル巨人くんは設定だけみると荒唐無稽な感じがしますが、実際は話運びも上手く地に足がついた漫画でしたからね。
あー私もハングリー精神を身につける為にハンバーガーを食べたいなぁ。
今やハングリーどころか高くて手が出ない品になったけどな!(;´Д`)
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サブカルチャー的なものを中心に緩く語っています(゚∀゚)