バトルフィーバーJのエンディングの曲
鉄山将軍の話をきっかけにちょくちょく書いてきたバトルフィーバーJの記事ですが、公式配信はもうかなり後半に来ちゃいましたね。初回投稿時にはまさか公式配信が始まるとは思わなかったのでとてもびっくりした覚えがあります。
たぶん私の関連記事がそれなりに伸びているのもそのバフを受けてのものだと思います。今こそ力を入れて投稿するチャンスですね!(恐らくもうすぐで公式配信終了)
まぁ案の定というかいつも通りというか、旬な時期を逃したどころか旬が過ぎ去った後にもまた記事を投稿すると思います・・・書きたい時に書く、それがおいらのジャステ(時間切れ)
さて今回はずっと書きたかったエンディング曲についてのお話です。初回の鉄山将軍の記事よりずっと前から書いていたのに今頃ロールアウトするところも相変わらずです(;´Д`) ブドマリ ワルスギ
今回は曲ということでこれまで投稿していたサブカルざんまいではなくて
熱意が常にから回った企画である音無しの推し曲案内の方で取り扱いたいと思います。
「デンデンデレレレレン、デンデンデレレレレン、イナヅマガー(略)サァーコウテツノースクラムダー」大人の事情でこんな感じです!(;´Д`) コッチノマガジンデ ヤルイミ アッタノカ?
私がバトルフィーバーJを観ていたのは未就学児童真っ最中の頃。時代が時代なら愛と勇気だけが友達な菓子パンヒーローをキャッキャと喜んで観ている年齢です。
そんな時にテレビに食い付くように観ていたバトルフィーバーJですが、昭和特撮あるあるというか鉄山将軍の友情回の様に時々お子様置いてきぼりのハードな世界観がありました。
それを特に感じたのは先程にも少し触れたエンディングですね。
人には言えない怒りを胸にしたヒーロー達が微笑みを昨日に捨てて地獄のジャングルを走り、花咲く未来を掴む為に鋼鉄のスクラムで立ち向かう姿をMOJOさんが拳の入った歌唱力で歌い上げている名曲なんですが・・・あの奇天烈個性的なデザインのバトルフィーバー隊の姿がとてもシリアスなものに見えてくるのですね。(インドの人が熱唱する程)
特に俺とお前を繰り返すサビの辺りは全てを投げ捨ててでも戦うヒーロー達の悲壮感すら感じる程です。子供達もそんな雰囲気に当てられ過敏な精神状態になる訳ですが、そのタイミングで唐突に(話の内容によっては腰砕けなノリで)明るい次回予告が始まり子供達の心を30分の魔法が解ける様に現実へと引き戻します。みんなでみよーう!
(そして明るめなノリのOPとシリアスなEDを連続視聴すると落差で脳が破壊される)
EDのシリアスさは仮面劇をずっとやってきた日本特撮らしさというか、懐の深さを個人的には感じますし、次回予告に繋がる緩急は狙った意図かはわかりませんがなんか・・・とにかく凄いなと思いますね。
エンディングといえばクリーニング屋に戦闘服を忘れてきた(という冤罪の業を長年背負わされてきた)バトルコサックがミドレンジャーからキカイダーへ役者さんが交代した際にオープニングとエンディングの映像がミス・アメリカ同様に差し替えられたのですよね。
特にエンディングは馬に乗って走り去るシーンのアップがあるのですが・・・馬や撮影環境の都合がつけられなかったのかパナソニックのジョーバもなかった時代にお馬さんごっこの状態で撮影された辛い雰囲気だったりします。
もうちょっとなんか・・・その・・・手心をという感じです。
単体画像だけだとそこまで違和感は感じないと思うのですが、他のメンバーと比較出来る動画で観ると・・・はい。
象を引き連れつつ果物を頬張るバトルケニアもそうでしたが、子供心にもやはり特撮は大人達が身体を張って子供達に背中を見せる物語なんだなぁと思いました。
反対にOPのコサックはむちゃくちゃかっこいいのですが、これって相当EDの扱いが申し訳なかった反動なのかな?と邪推してしまう程です。
もう40年以上も前の作品ですが、このエンディングの完成度は今尚突き抜けていると感じますね。私にとって初めてのスーパー戦隊だから贔屓目なのかなと思う程に。
未視聴の方は是非世代問わず観て欲しいです・・・もしかすると最近の作品と比べて「え、これ子供向けだよね?(;´Д`)」とびっくりするかも知れません。
でも間違いなく当時の大人達が子供達に向けて手渡してくれた温かい贈り物なんですよね。
<次の推し曲>
<前のお話>
<音無しの推し曲案内>
音もなく好きな曲と効果音を推していく連想ゲームかよ?と迷走をみせる熱意のから回った企画です。