[サッカー観戦記]今季最終戦の酒の味2024.11.10 山形NDスタジアム モンテディオ山形vsジェフ千葉
落ち葉踏み俯いたって何になる 選手見送り来年どうだ
次が消え予定書き換えふと思う余った予算で旅をしようか/瑞野明青
熱気があふれるNDスタジアム
当日車で移動して、山形を目指した。
チケットの売れ行きから、かなりの混雑を予測して高速を天童まで行って北側からスタジアムを目指した。実際でも山形から天童方面に向かう道は渋滞が示されていて、このルートを選んだ相方はどうだと自信満々だった。Xを見ていると電車組の阿鼻叫喚が見えて、天童南ではなく天童(新幹線)から歩くのはどうなんて書き込みもしたりした。どれだけ集まるのかって19000人とは流石に驚いた。試合前にスタジアムグルメは無理と、高速のサービスエリアでしっかり食べてからにした。
退場者も出して惨敗
立ち上がり早々の守備のクリアーボールの精度の悪さが、この試合を決めたのかもしれなかった。連続攻撃を許してできた隙を狙われて失点。まだ、開始すぐのことで、落ち着いてプレーができればよかったのだが、負けてはいけな試合だった。
攻撃にはいっていた裏をつかれて、ペナルティーエリアにはいった山形の選手を後ろからしがみついて倒して退場、PKも決められて追加点。このとき、もう少し落ち着いてキーパーとの1対1も仕方がないと見送れたら、もう少しマシだったかなとも思ったりした。このプレーで試合はほぼ決まったと思わざるを得なかった。攻撃のキーマンを下げて、DFの枚数を揃える変更は、このあと修正して攻撃を進めた時明らかな穴になってしまった。決めきれない足りないポイントだった。
1年間の選手のリズムというのも重要だと思った、この4試合だった。守備の中心の佐々木翔吾とJ2得点王の小森飛絢。この二人はこの最終決戦の負けられない試合が続く中、明らかに調子を落としていた。佐々木は相手に寄せなくてはいけない1歩がでないことが目立ったし、小森は複数のディフェンスに寄せられて、仕掛けるタイミングを消されて、いつの間にか自分の間合いがわからなくなっていたようだった。イケイケムードの連勝に見えて、実際は苦戦してもぎ取った勝利だった。それは長崎や山形といった力のあるチームには、ヘロヘロになっているジェフは通用しなかったという現実だった。
昇格を逃したジェフのようなチームでは、選手の個人昇格を止めることはできないだろう。誰が次の監督になるとしても、きちんとした守備の確立とボールを動かしてのハーフカウンターの攻撃の両立ができなくては、J1昇格は無理と言う反省を活かしたチーム作りをお願いしたい。
試合後には
この日は混雑緩和、時間差退場を促すために、屋台の営業が延長されるということでスタグルを少し楽しんだ。そうは言っても品切れのものが多くて、買える中で暖かくて手軽な玉こんにゃくを手にしている人が多くて笑えた。もちろん自分も玉こんにゃくを食べた。紅葉も結構見頃で、目も楽しめた。
この日宿泊の天童温泉のホテルにはいって、一息ついたあと反省会&夕食へ。写真を取り忘れたが、前日から出し始めたという新そばのそばがきも注文した。これが絶品でなめらかで香り高くてとても美味しかった、シメはお蕎麦屋さんのラーメン、鳥中華。これが楽しみでここに来たんだ。
蔵王温泉にも行った
次の日は帰りがてら、買い出しもしつつ山形蔵王に向かった。蔵王温泉の大露天風呂に行きたかった。紅葉も見頃で、温泉も神経痛の痛みをほぐしてくれて申し分なかった。
福島で高速を降りて買い物を足して、美味しい魚定食も食べて東北の旅を堪能した。
そう、あの試合さえ記憶から除ければ、東北の秋を堪能できた良い旅だった。芋煮食べ損なったけど。