見出し画像

【サッカー観戦記】2024.06.01    ジェフ千葉vsファジアーノ岡山

なんと、古河電工創立140周年記念マッチ

 古河電工は明治8年に財閥創業者の古河市兵衛が銅山を経営するための古河機械金属(旧古河鉱業)を創立し、1884年(明治17年)に古河鉱業の一部門として創業されたのを源流とする会社。そしてなによりも、ジェフ千葉の前身チームを持っていて、今も大株主だ(JR東日本との共同出資)。
 近代からの流れがここにも息づいていると思うと、歴史好きにはワクワクするところでもある。
 マッチデースポンサーでもあるので、古河電工を知るイベントなどもやっていた。また、社長がキックインセレモニーをしたのだが、普通のシャツ姿で残念だった。せっかくのことだから140番のユニフォームを作って着てもらい、選手全員のサインを入れて贈ればよかったのに。

古河電工のイベントコーナー

 また昨年千葉県が今の形になって150年ということで、イベントをやっていた。それがフィナーレを迎えるということで、チーバくんも来ていた。

フェアプレイフラッグペアラーを終えたチーバくん

勝てたけど、岡山もしぶとかった

   ジェフ千葉vsファジアーノ岡山
 2ー1 
フクダ電子アリーナ

 この試合、岡山の体を張った守備と、すかさず裏をつく攻撃姿勢に悩まされ続けた。お互いの右のウイングが高い位置を取り、カウンター合戦になっていた。こういう流れのときは、一瞬の隙をチャンスにしたほうが得点を取れる。緊張感の溢れる試合になった。
 実際にジェフの先制点は、岡山が攻めていた時間にチャンスをモノにしたし、岡山の得点もジェフのほうが流れを持っていた時に決めている。
 その後、岡山の田上がニ枚目のイエローで退場となった。この試合ジャッジが厳し目に見える場面があり、この後も落ち着くどころかなにかが起こる予感があった。
 岡山は一人減ったとはいっても、攻撃重視・攻撃が守備みたいにしているチームなので、やりにくいのは変わらないだろうと思っていた。そんな時にジェフが日高・田中和樹・小森のコンビネーションで追加点が取れたのは大きかった。
 ただし、嫌な予感は当たって、ジェフの方も佐々木翔悟がイエローニ枚で退場になってしまった。その後引かずに頑張れて、きちんと終わらせられたのは良かった。
 それにしても、もう少し丁寧で冷静なプレーができれば、こんなにハラハラと面白い試合にならなかったのになぁと、贅沢なボヤキも出てしまった。

選手まち湧き上がりし熱さにはペンライトもち光の波たつ/瑞野明青

勝った!
ゲストで来てたJリーグ初年のキャプテンパベルが導入したジェフの勝利のイベントでんぐり返し


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?