人事制度で何を伝えたいんですか?

昨日からnoteを本格的に始めましたが、多くの方からフォロー頂きましてありがとうございます。今後も仕事がら、人事関連の投稿が多くなります。

基本的なスタンスは、「働き方改革」です。日本の”古き良き人事制度”を見直す機会に来ているんじゃないかと感じたのです。

中小企業なのに、大企業のマネ

仕事で、多くの中小企業の人事のお手伝いをしていますが、世の中の多くの会社って「大企業のマネ」したがるんですよね。提携している社労士の方や、その会社にいる古株の方の影響もあるかもしれませんが、「人事にオリジナリティー」がない。

「人事にオリジナリティーなんているの?」って話ですが、特徴がないから人材採用ができない。採用できたとしても、「2:6:2」の法則で言う、「下の2」が入って来る。「6」が来ればラッキー。

例えば「給料18万、月6日休み」だと、わざわざ「6」の人が中小企業に入社する意味が全くない。入社するのはどこにも就職先がない「下の2」。
けど、改善しようとしない。一番多いのが「社内バランスが」。何なの「バランス」って。

息子たちの世代がかわいそう

そういった話をしても、なかなか理解してもらうのは難しい。というのは、経営者や長くいる社員は自分の会社しか知らないから。これまでこれでうまくいってきたから、変えるのは嫌だ。

このような会社は、大概、幹部クラスのほとんどが40代以上、ひどいところでは社長の息子以外は全員50代って会社もある。「10年後どうするんですか?」と聞いても特に明確なものはない。それは、自分は10年後は辞めていて息子の世代だから。息子かわいそう。

人事の差別化

人事は管理系に分類され、「給料がキッチリ払われる」など労務的な部分は守備的な側面もあります。しかし、採用、評価、研修などの部分では「攻め」の姿勢で行ける部分だと思っています。商品・サービスの差別化と同じで、「人事の差別化」で企業の成長が決まる時代も来るのではないでしょうか?




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