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自分を少し変える方法

この記事は、マインドフルネス講師がマインドフルネスを知っていただくために書いたものです。マインドフルネスを知って、一人でも明るく生きてほしい。そして、この世界に少しでも優しさが増えていくことを願って記事を書いています。そして、最後にマインドフルネスイベントのご案内をしています。

根本的ではなくほんの少し

根本的に自分を変えたいわけじゃない。ただ、今の自分を少しだけ”生きやすく”変えたい。例えば、もう少し力を抜いて生活できるとか、もう少しだけやるべきことをやれるようになりたいなど。

今まで生きてきた自分を全否定して、総取り換えする必要はありません。今までの自分も今のいままで共に生きてきた自分なのだから。批判したり否定したいるするばかりでは、自信も勇気も優しさも生まれてきません。自分自身に対して冷たくつらく当たっていると、他者にもやさしくすることができず、孤立していく可能性があります。

だから、根本的ではなく、ほんの少し自分を変えていくことができたらいいと思いませんか? その方法はマインドフルネスというアメリカから逆輸入した、仏教の瞑想やヨガをベースに編み出された方法が役に立つかも。それはマインドフルネス。

ストレスに出会ったら

「マインドフルネスって瞑想するやつでしょ?」 そんなふうに少しずつ認知度は高まっています。しかし、どうしてもわかりづらいのです。なぜかを考えました。それはたぶん単なる「メソッド」ではなく「生き方の知恵」だからです。

生き方は人の数だけあり、同じ生き方はありません。しかし、仕事や人間関係のストレスに思い悩んだり、希望を失ったり、どうしても受け入れられない出来事が起きたりすることがあります。

そうした時に、みなさんはどのように対応していますか? 本やセミナーにより良い方法を求めたり、趣味やスポーツなどの別の活動に打ち込んだりするでしょうか。あるいは、酒、たばこ、薬、性、賭け事、ゲーム、SNSなどで何とか保っている人も?

いわゆる人生における「苦しみ」や「困難」に出会した時にどのように対応できるのか、その姿勢を育む。そうすると、それは方法じゃなく、もっと汎用性の高い「知恵」という形になります。

きっかけを見出しにくい

私たちは人生という連続体の中で生きています。だから、自己やケガ、人間関係の不和など、何か大きな“イベント“に出くわしたときに、やっと立ち止まって考える。そのくらいしか意外と機会がありません。

自分を変えようとダイエットや筋トレを試みたり、子育て本や自己啓発本を読んでみたり、習い事をやったり、インスタように写真を撮ってみたりしても、いつの間にか、日常に忙殺されてまた元の自分に戻ってしまう。多額のお金をかけてみても変わらなかったということは、案外ある程度の大人になるとあるあるかもしれません(私を含めて…)。

夜のマインドフルネス

ちょっとでいいから自分を変えてみたい。
新しい目で新しい1日を迎えたい。
少しでいいから自分の時間を持ちたい。

いつもは家族と過ごす時間だったり、家事をこなしたりする時間かもしれません。少しパートナーに協力をお願いする。それだけで、あなただけでなく家族としての関わりや時間の使い方,流れ方が変わってくるかもしれません。ちょっとした変化は、小さなことから始まるものです。

瞑想やヨガはメインじゃない

マインドフルネスは瞑想やヨガをやるので、それをメインでやると考えられがちです。しかし,実は生活の全てがマインドフルネスの実践だということをご存知ですか? 

寝る我が子の頭を撫でる時
椅子に座って仕事をしている時
帰りの電車の外を眺めている時
金木犀の香りがする時
通勤で歩いている時
苦手な人と話をしている時

そんな瞬間瞬間に自分がどんな風に対応しているのかを観察する。その基礎練習として瞑想やヨガをやると考えても良いかもしれません。日常でどう生きるかという知恵を集めたのがマインドフルネスですから、瞑想やヨガは決してメインじゃないんです。

ビギナー向けマインドフルネスコース(BeSMi)

そんなマインドフルネスのご案内です。マインドフルネスストレス低減法(MBSR)から要素を抽出した、ビギナーの方がマインドフルネスを楽しみながら始めやすい最適なコースです。1週間に1回90分を3回おこなうビギナー向けのコースです。平日の夜の開催は難しいと感じるかもしれませんが、休日を潰さずに済み、時間を作る練習にもなります。ぜひご参加ください。

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