中度知的障害の息子の進学先を考える
この記事の続きですが、単独でも読めます。
4歳11か月、自閉傾向ありの中度知的障害な息子の就学が来年度に迫り、いよいよ本格的に考え始めない時期に来たようです。
先日、発達相談センターにて息子の発達検査を受けつつ、諸々相談をしてきました。そこで、再来年度(R5年度)の進学の話に。
息子は今回の検査で中度知的障害となりましたが、それまでは軽度知的障害。それでも発語が「ママ」のみで喋れないので少なくとも言葉が出ない限り「支援学校だよね」というのが私と夫の考えでした。
今回の検査で中度知的障害とさらに一段階重いものに位置付けられ、さらに「支援学校一択」と思っていました・・・が、そうでもないようですね。
相談員さんから支援級も視野に入れたほうが良いニュアンスのことを言われてびっくり。
発達の経過観察的に、息子、他の子に比べたら成長は遅いものの、一定の成長をしている。
座っていられる、書くということを嫌がらない、むしろ楽しんでいる。
喋れないものの、ジェスチャーなどでコミュニケーションとれるし、だいたい伝わる。
などなどから、支援級もありかもしれない、と。
これからの伸び具合や状態にもよるけれど、現状で決めつけるのは時期尚早だろうということを、言葉を選びつつ言って頂きました。
そこでふと思ったのが今の息子の環境。
公立の保育所で定型発達児に交じり、楽しんでいる。
(加配の制度を利用させていただいています)
もちろんルールが必要な遊びなどは理解できていないが、息子なりにコミュニケーションをとって生活をしている。
どちらかというと支援級に近い環境です。
相談員からも、支援学校に行くと、これまでの環境と全く変わる。
支援学校だと周りは必ずしも意思疎通が取れるとは限らない相手となってくる。
どちらが息子くんにとって良いんだろうね、と。
最初、支援級、ついていけなくなったら支援学校という手もある。
ただこれもガラッと環境が変わるし、理解ができる子ほどつらいかもしれない、と(うちの子がわかるかは正直わからない)。
喋れない=支援学校 は、違うのか。
そういう話もTwitterなどで聞いたりはしていたものの、いざ現実で目の当たりにすると、むしろ支援級も視野に入ると伝えられると心が揺れます。
さらに支援級だとしたら・・・という話で、息子には「知的障害」のクラスがよさそうだよね、とのこと。
ただ「自閉症スペクトグラム」「ASD」などが診断で入ると、「情緒」のクラスになるとも教えて頂きました。
(これは地域によって異なるかもしれません)
中度知的障害でも、他の診断が入ると「知的障害」ではなく「情緒」。
これもまたびっくりでした。
今の現状では強い傾向としてはないので診断まではいかないかな・・・という親の印象ですが。
息子の最終的な進路を決めるまで、1年ちょい。
これは「たった」なのか「まだ」なのか。
秋からは学校の見学などもして、息子により良い選択ができるよう、後悔のない選択になるよう、情報収集して見極めていきたいです。
これからも就学についてや障害児育児について、自分の記録もかねて書いていければと思います。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!