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沖縄の見た目ヤカラなクリエイター 國吉イチさん
どうも。ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコです。
会った瞬間『こいつヤベェ。相当できるな』という雰囲気が歩いているような人見たことありますか?今回インタビューさせていただくのはそんな人です。
年齢は年下なんですが、リスペクトを込めて國先輩と呼ばせていただいています。
名前は國吉イチさん。
【見た目がヤカラすぎるクリエイター國吉イチさん】
— カヤバアキヒコ1031🧙♂️@ギルドプロジェクト (@tensaiguild) July 19, 2020
インタビュー第二弾!
見た目がカタギ感薄めのクリエイター國吉さん@92441K は実は真面目で努力家!!
才能豊かな22才!普通に大学卒業して就職する年齢でシリコンバレーへの留学と海外就職経験からの独立!?
必見https://t.co/VsJdOuiGGm
沖縄で活躍するする人を支援するRyukyufrogsに所属しながら
個人でブランディングや広告、メディアの立ち上げをするための國吉工房を経営しています。
フリーランスやパラレルワーカーのギルド型の働き方を支援するギルドプロジェクトのフリーランスやパラレルワーカーとして働いている人を取り上げたインタビューの第二弾。
では早速やっていきましょう。
自己紹介
茅場
「國先輩!空港まで迎えに来てくれてありがとうございました!今日はインタビューよろしくお願いします!」
國吉さん
「茅場さん、先輩呼び。本当にやめてください。来ましたね沖縄!お待ちしてました。今日はよろしくお願いします!」
茅場
「車の中ですが、早速インタビューさせてください。まずは自己紹介お願いします。」
國吉さん
「國吉イチです。沖縄でRyukyufrogsのオーガナイザーをメインでやりながら
國吉工房というフリーランスとしてプロジェクト単位でチームを組みながらデザインや広告、マーケティングの仕事をいただいています。
茅場
「まさにギルド型の働き方をしてますね!」
パラレルワークの原点
茅場
「今パラレルに働いていて楽しそうですが、どんなきっかけでパラレルワークを始めたんですか?」
國吉さん
「パラレルの原点はフリーランスとして最初に稼いだ学生時代ですね。僕の行ってた高校は、デザイン科といいつつ、やっていることは芸大に近い、そんな学科だったんですね。デッサンとイラレとフォトショをざっくり使えるようになって単位が取れれば卒業みたいなところでしたね。そこで今でいう本業みたいな学業やりながら、フリーランスでお金稼ぐというのが原点ですね。振り返ってみると。」
茅場
「高校からデザインやってたんですね。もうちょっと深掘りしていいですか?具体的にどんなことをしてたんですか?」
國吉さん
「まずフリーランスとしての初体験の原動力になったのは、自分で使いたい分のお金稼ぎたい。っていう思いでした。学校では部活もやっていて軽音部でした。ドラムとギターやりながらノイズ系の変な音楽やってたんですが、やっぱり平日遊びたいじゃないですか?それでバイトしないとなと思ったんですが。
沖縄のバイト代って超安くて、週末コンビニで働いても8hで680円。1ヶ月3-4万しか稼げないっていう。そこに8日とか10日とか使うのすごい嫌だったんですよ。今考えると単価低すぎますよねw
2-3日で4-5万ガッツリ稼げて、使える時間が増える。そんな仕事ないかなと考えてたら、いやあるやん。デザインの仕事受けたらいいやんというのでスタートしました。」
茅場
「沖縄ってバイト安いですね。というか高校生の時からデザインで稼いでたんですね!なんか苦労したこととかありましたか?」
國吉
「学校でやってたのがデザインじゃなくてアートだったんですよね。
デザインという仕事をしてぜんぜん別物だなと感じました。デザインとアートの違い。最初はわかんない。
いざ仕事ってなると学校ではツールの使い方は覚えたけど、デザインの考え方、デザインの仕事やりながら、要望聞いた時に『あれ?なんか違うぞ!?ってなった感じです。今までやってたことと違うな。仕事を受けながらデザインの哲学や手法仕事の納品などをやりながら独学で学び覚えました。ハッタリかまして中身埋めて納品というフリーランスの初期やりがちなことをやってましたね」
茅場
「ハッタリを形にする。すごいわかりますw 僕も10代の後半はハッタリかましまくって、それをなんとか形にすることで力つけるみたいなことをしてました。学校の先生とか嫌な顔しなかったですか?」
國吉
「結構いい関係性を作れてたんで大丈夫でした。2016年に卒業して2017年160名くらい集めて授業をする【デザインとは】というのを話して、ワークをする授業です。そこで『この学校で学んでることはデザインじゃねーから』というようなことを事実ベースでありのまま話したところ反響むちゃくちゃよかったです。
デザイン思考のワークショップをすることで学生にも刺激になったかなと思います。」
茅場
「学校の方々むちゃくちゃ器ありますね!素敵な学校です!」
セブ島にいくまで
茅場
「國吉さん最近までセブ島で働いてましたが。どんな経由でそうなったんですか?」
國吉
「高3のときに今オーガナイザーやらせてもらっているRyukyufrogs 学校に告知がきて、やってみた。『お前いったらおもしろそう』と先生におすすめされた。
で、選ばれたんすよ。結構狭き門で160人中9人を選抜するみたいな。その時ノリで応募して受かった。
どんな内容かざっくりというと無料でアメリカいける。
年間2名分の半年の留学学費が無料シリコンバレーでサービス企画したりできました。
そのRyukyufrogsにセブで勤めていたNexSeedという会社が協賛をしていて、そのつながりでセブ島で働くことになりましたね。
茅場
「チャレンジしてる人って何故かシリコンバレーのチャンスがきますよねどっかで。行く前と後で変わったことはどんなことでしょう?」
國吉さん
「行く前と後で変わったことは思考の枠組みですかね。
シリコンバレーってなんか漠然とスゲェっていう感じじゃないですか?でもやっぱり人間が住んでる。世界中の化物(才能がある突出した人)の中のさらに上澄がいる。IT系の人材の上澄だなぁ。
ある日僕の起業するアイデア、サービス持ってフィードバックを受けにスタートアップが集まる施設に行ったら。フィードバックをくれたのは2個下のインドから来たFacebookのインターン やってる15才の人でした。マジで世界観が変わる体験でした。
その時にモチベーション上がった。上が見える 枠広がった。
それ以降の僕の人生では、何かをすることに対する抵抗がなくなった。
フリーランスになること。一般の人がチャレンジと思うことがチャレンジに思わなくなった。Ryukyufrogsにはスゲェいい機会を貰えました。
茅場
「國先輩の謎の凄みの理由の一つがこの経験説ありますね!」
約1年で40万PVのオウンドメディアの立ち上げた話
茅場
「國先輩のキャリアで僕が結構スゲェと思ったのはNexSeed時代1年半で40万PVのオウンドメディアを作ったというのがありますがその時の話を教えてください。」
國吉さん
「セブ島で働いてたわけですが、セブという場所に行きたいわけじゃなかった。
『生きることにハードルがある』ということに興味があって。
自分の性格的におもしろい、自分に興味があることが最優先なんですよね。
NexSeedのメインの事業は留学+オフショア開発。
まずはインターンでデザイナーをしました。
腕が認められて社員にりました。
その時にいきなり「オウンドメディアの立ち上げて」と依頼され経験0からスタートしました。
記事月50-100本とか作っていて。当たり前ですよね。量やるしかない。
1年半で40万PV/月を達成しました。
現在では月に65万PV今記事はほとんど書いていないんですがノンプロ、SNS無しで伸び続けています。SEOとニーズ掴んだおかげですね。
茅場
「記事の書く量は、やっぱり月に100記事書けるかどうかで爆発的な成長できるか決まりますよね。でもそれだけ上手くいかないじゃない気がするんですが、何か伸びた理由があるんですか?」
國吉
「そうですね。才能とか言っちゃいたいんですが、師匠を召喚しました。
TABIPPOさんという300万UUあったメディアの方を師匠にして勉強しました。
留学プレゼントして、その代わり教えてくださいと。成果出してる人に学ぶ
のが一番早いです。
それ以外にうまく行ったポイントは
『うまくいかない前提でやり続ける』ってことですね。頭お花畑で上手く行くと思ってスタートすると最初に挫折してします。いつも、できないだろう、こんなもんだろうと思って続ける。その前提で愚直にPDCA回すだけです。」
茅場
「努力する気がないのに夢みちゃう。そんな人結構いますね。絶対と言っていいほど伸びないw やはり圧倒的努力をする覚悟を持って、成果を出している人に学んでPDCA回すってのが王道ですね。」
今の目標
茅場
「國先輩は今沖縄に帰ってきましたよね。今追いかけてる目標ってあるんですか?」
國吉さん
「大きく2つあります。
1つ目は人材育成
ポジションとして、公教育+αのαのTOPになりたい。
変化の速度に対応できる人間を育てる部門。
Ryukyufrogsの事業の中でのポジションは研修全体のオーガナイザー。
でかいイベントのPM(ディレクションも含む)やらせてもらってます。
実践的な研修をすることで、人生の選択肢増やす。周囲に流されないという力。
協賛している会社や地域が長い目でみると人が育っていると、受益者となるような形をつくっていきます。
Ryukyufrogsの研修は起業をするのもよし、企業に入ってプレイヤーとして活躍するもよしというスタンスです。個人的には起業するより、会社やプロジェクトに属すプレイヤーであることに意義を感じています。企業に入ることによって、企業の内部の力を使って活躍できる。中にいる人を変える力を身につけた方がが起業するより早い。大事なのは成し遂げたいことを成し遂げることです。起業は手段でしかないということを伝えていきたい。もちろん起業することでしかできないことであれば絶対に起業した方がいいっすね。
2つ目は國吉工房
数値的な目標はあんまりなくて、自分の身近な人を幸せにしたい。自己満でやってます。周りの友達とかが自由な働き方を手に入れて、昼間からお酒飲んで、仕事もバッチリこなせる仲間を増やしたい。
それこそ茅場さんみたいに平日ど真ん中に沖縄来れる。仲間と平日に釣りとか行きたいっすね。
國吉工房は人工房なんです。
やろうとしたきっかけになったのは高校のクラスメイト。
デザインするツールを使いこなせて頑張ったらデザインの仕事できるレベルの同級生が何故か沖縄で大手スーパーのレジ打ちやってる。レジ打ちが好きとかスーパーで働きたいとかなら全然いいんですけど。できない、無理と思ってるんすよ。なんかおかしくないですか?
沖縄って
「わたしには無理、大手だから安定してるしやりがいよりも。。。」みたいな人が多い感じがしてて。
そんな人たちをサポートできることしたいなって思ってるんですよ。
そんなクラスメイトにデザイナーとしての仕事の仕方を教えて、今は年収が80万くらいあがってやりがいのある仕事をしてる。
沖縄の給料って低くて最低賃金で考えると正社員よりバイトの方が稼げる。
測量都市開発学科で九州1位になった友人は
土木管理 現場監督12万で正社員。
収入の面で、大手入っても稼げない。
という現状があって、収入的には幸せじゃないやろと。
手段を知らない。武器と機会と選択肢を提供することをやっていきたい。
未来になる。投資になる。
技術が手に入る職は投資になるやる仕事や収入を自分でコントロールできるように支援したい。レジ打ちやりたければやってください。って感じです。
茅場
「國先輩。いい目標ですね!ギルドプロジェクトではメディア集客の講座をやっていたりするので講師もやってほしいし、國吉工房コラボしたプロジェクトの立ち上げもしたいです!よろしくお願いします!」
國吉さん
「ぜひぜひやりましょう!」
茅場
「ありがとうございます!形にしましょう!今日はインタビューのお時間いただきありがとうございました!」
※実際に國吉工房とコラボして仕事をするスキームを作り始めています!嬉しい!
登場人物
国吉イチ
Ryukyufrogs
引用
『Ryukyufrogs』は、10日間の米国シリコンバレー派遣を中心に、約半年間の高度な研修プログラムを実施するハイブリッドイノベーター型人財育成プログラムです。
「沖縄の持続的かつ発展的な経済自立の実現のために、世界と沖縄をつなぐグローカル志向の若手イノベーター人財を発掘・育成する」という理念のもと、2008年からスタートし、過去11年で沖縄に住む中学生から大学生88名を送り出してきました。
NexSeed
TABIPPO
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