一般的なトレーニングでも肩甲骨の動きの重要性は認識されてきました。
しかしより機能的な動作という視点で考えた場合、肩甲骨がいかに左右非対称に働くのかがポイントです。
走動作での腕振りはもちろんですが、野球のピッチングやバッティング、テニス、バレー、ハンドボール、ゴルフ、そして格闘技のパンチ、柔道の投げなど様々なスポーツの動作で肩甲骨は常に左右非対称に動かしています。
それは脊柱のジョイントバイジョイントでの胸椎の可動性と密接な関係があり、肩甲骨の動きが悪いと胸椎の可動性が下がり、それによって安定させるべき腰椎が不安定になる事にもつながります。
そこでまずやるべき事は肩甲骨の非対称での可動性を高めるエクササイズであり、それが達成できたら次にその肩甲骨の動作に負荷をかけ、動作そのものを強めるエクササイズを行います。
その流れについてYouTubeで動きながら解説をしたいと思います。