アスリートにニンニクをオススメする理由
はじめに
僕はペペロンチーノやガーリックトースト、ガーリックライスなど「糖質 + ニンニク」の組み合わせが大好きなんですよね。
自分で自炊する時も、ついついニンニクを入れてしまいます。
実際にニンニクはその強力な健康効果で知られ、フィットネス愛好家やアスリートにとっても非常に有益です。
しかし、その摂取にはニンニクが持つデメリットや適切な量も知るべきでしょう。
ということで今回のnoteのテーマはニンニクです。
ニンニクの運動に対する効果とは?
ニンニクが運動パフォーマンスを向上させる可能性に関する研究は、主にニンニクに含まれる成分、特にアリシンが持つ生理活性に着目しています。
以下は、ニンニクが運動パフォーマンスに与える影響についての詳細な説明です。
1. 疲労物質の軽減
ニンニクは体内の抗酸化作用を高めることで知られています。
運動時に生成される過酸化物やフリーラジカルは、疲労の原因の一つとされていますが、ニンニクに含まれる抗酸化物質がこれらの有害物質を中和し、結果として疲労感を軽減する可能性があります。
2. 筋肉の効率的なエネルギー利用
ニンニクは筋肉のエネルギー効率を向上させる効果があるとされています。
具体的には、ニンニクに含まれる成分が筋肉でのグルコースの利用を促進し、持久力のある運動中のパフォーマンス向上に寄与する可能性が示唆されています。
3. 運動後の回復促進
ニンニクの抗炎症作用は、運動による筋肉の微細な損傷からの回復を支援することも期待されています。
炎症反応の軽減は、筋肉痛の減少や回復期間の短縮につながり、より頻繁なトレーニングが可能になることを意味します。
4. 心臓への効果
ニンニクは心臓の健康にも良い影響を与えるとされています。
血圧の低下や動脈の健康の維持に貢献することで、心臓がより効率的に血液を全身に送り出すことができるようになります。
これは、特に持久力を要求される運動において、パフォーマンスの向上に役立つと考えられます。
研究の限界と実用性
これらの効果については、主に動物実験や限られた人間を対象とした研究で示されており、全ての人に同様の効果があるとは限りません。
また、ニンニクの適切な摂取量や摂取方法についても、運動パフォーマンス向上を目的とした場合の詳細なガイドラインはまだ確立されていません。
運動能力の向上を目的としてニンニクを利用する際は、個人の体質や既存の健康状態を考慮し、場合によっては専門家の助言を求めることが重要です。
ニンニクの持つデメリット
1.消化不良
大量に摂取すると、胃腸の不快感や消化不良を引き起こすことがあります。
体臭の変化ニンニク特有の強い匂いが体臭に影響を及ぼすことがあります。
2.血液凝固への影響
血液を希釈する効果があるため、手術前や特定の薬物との相互作用に注意が必要です。
そういう意味でも流血の可能性のあるコンタクトスポーツでは注意が必要かもしれません。
食べる量の基準
ニンニクの推奨される摂取量は、健康効果を得るために一日に1〜2片(約1〜3グラム)です。
運動能力の向上を目指す場合、特定のトレーニングや競技イベントの前に試験的に摂取量を増やすこともありますが、その場合でも一度に大量に摂取するのではなく、体の反応を見ながら徐々に量を増やしていくことが重要です。
まとめ
ニンニクは適量を守ることで、フィットネス愛好家やアスリートにとって多くのメリットをもたらすことができます。
しかし、消化不良や体臭への影響などの可能性も認識し、自分の体に合った量を見極めることが重要です。