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【本を読んで考える】ラーメン二郎と甲子園の土の意外な共通点

最近パートナーと甲子園のとある地方決勝を見に行きました。いわゆる甲子園の本戦の出場校が決まる試合です。
試合は、打ち合いになり、点を取られては取り返しの白熱したものになりました。

私はプロ野球は多少見ていたものの、高校野球は初めてだったのですが、球児たちの負けたら終わりの一戦一戦に挑む気迫の姿に感動してしまいました夏の短い期間、この刹那に、球児はこれまで積み重ねた練習を、野球への思いをぶつけてるんだなと思いました。

そうして球児に感化された我々カップルは、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる甲子園本戦のチケットを買い、観戦に行くことを決め、こちらの本を買いました。

高校球児の甲子園こと全国高校野球選手権大会そのものは、今年で106回目ですが、実は阪神甲子園球場は今年が記念すべき100周年
そこで本誌には甲子園球場の歴史やトリビアについても特集されています。

ちなみに、全国高校野球選手権大会の記念すべき第1回全国大会は、1915年に大阪の豊中グラウンドで行われました。
会場が高校野球の代名詞となった「甲子園」こと阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)になったのは第10回大会(1924年)からだそうです。
以来、戦争で中断はあったものの、球児たちの野球にかける情熱は受け継がれてきました。(参考:バーチャル高校野球HP)

甲子園は、いわば、高校球児の聖地。
テレビの中継では、試合に負けてそこで帰郷することになってしまった球児が、土を集め持ち帰る様子が映ったりもしますよね。

本書にはそんな甲子園の土について、見開きでの特集が掲載されていました。
実は甲子園の土は、オフシーズンに耕運機を用いて、25センチほど土を掘り返して整えるメンテナンスを行っているそう。
この工程を「天地返し」と呼んでいるそうです。

「天地返し」といえば…
ラーメン二郎で、出来立てのラーメンの麺がスープの中で伸びないように、麺と野菜を箸を使ってひっくり返す操作とおなじ呼び名ですよね(笑)
私も年に1度くらいですが、二郎に行った時にはこの天地返しを行っています(笑)

ちなみにこの天地返しというのは、そもそもは農業でオフシーズンなどに土を掘り返す作業の名称のことだそうで、そこから甲子園や二郎が名前をとったのではないでしょうか。

そんなことを考えながら、この本をちらちら読みつつ、甲子園の本番に備えています。
今年の夏は特に暑いので、外には出ずにクーラーの効いた部屋で、甲子園を応援するのも良いのではないでしょうか。

甲子園の炎天下でプレーする球児には、水分を取りながら十分に熱中症には気をつけて、プレーしてもらいたいものです。
現地観戦する校友や保護者の皆様もお気をつけて。

私も甲子園本番を楽しみにしています!
選手全員頑張れ~~~!!!

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