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10年前のアニメが描いた世界

先日、この記事を見て、無性にPSYCHO-PASSが見たくなって、この週末ハマって見てた。

PSYCHO-PASSは、2012年10月にフジテレビの深夜枠アニメとして始まっている。

舞台は、2112年の東京。人間のあらゆる心理状態を計測可能となった世の中。人々は、その数値をPSYCHO-PASS指数と呼び、犯罪に関する数値を犯罪係数として監視することから、犯罪を未然に防ぐと言うシステムが取られていた。一定の犯罪係数を持つ者を取り締まりつつ、実際の事件が起きた場合は、公安局(警察)が現場に乗り込み、犯罪係数によって犯人を特定する。また、公安局内にも、犯罪は犯していないが、犯罪係数が高い者を執行官として雇用し、監視官と呼ばれるエリート組とチームを組んで、事件解決にあたる。このような背景設定の中で、ストーリーは進んでいく。

ストーリーもさることながら、何よりも驚いたのが、このアニメの中で出てくる日常生活である。アバターのコミュニティ、アクセスログ解析、個人情報の閲覧、監視カメラ、AIアシスタントなどなど、2023年でも全く違和感がない。もちろん、まだまだ追いつけてない部分あるが。

10年前に描かれていた2112年の日常は、2023年にほぼ実現している。ざっと、90年前倒しである。これは、年々技術進化のスピードが上がっていると言うことなのかもしれないし、それはそれで楽しいことなのかもしれない。

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