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青春18きっぷ
新しくなった青春18きっぷが不評だ。あまりの不評ぶりに、ネット署名サイト「change.org」では、従来の制度へ戻すようJR各社へ求める署名活動が始まっているらしい。
個人的に青春18きっぷを利用したことはないが、学生時代にはこのきっぷのファンがいて、長期休暇のたびに列車旅に出ていたことを覚えている。
何がどう変わったのかと言うと、1番の変更点は自動改札対応になったことだろう。しかしながら、この対応によって、これまで人手で確認していたオペレーションが難しくなったのか、期間中、1枚でランダムに5日または5人で利用できていたものを、購入時に利用開始日を指定した5日間連続または3日間連続へと変更している。そして、この利用開始日指定と連続日付での使用が不評なようだ。
特定期間におけるランダムな日付でのワンデーパスが5回分と言うのが、青春18きっぷの仕様になる訳だが、この仕様をJR6社が共通して使えるインフラに乗せ、尚且つ現状よりも人手がかからなくするようにした結果、苦肉の策として、前記のような形に落ち着いたのだろう。
もともと国鉄時代の青春18のびのびきっぷが始まりのサービスなので、全国JRで利用できることを前提にすると、JR四国がICカードに対応していない駅が多く、そもそもICカード と言う選択肢は取れない。すると、自ずと効率化は自動改札機に通るきっぷと言う選択肢のみになる。
青春18きっぷは、それなりにブランドがあるので、何かもっといいアイデアで、ユーザーの利便性はそのままで、駅員の工数が減るアイデアが出てきて欲しいものである。