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12月20日(金) 千葉、大江、デリダ
昨日書いてからまだ半日も経っていないが、また書いている。量についてまた考えたくなった。
前にも書いたかもしれないが、村上春樹は1日に4000字書くらしい。原稿用紙10枚。このペースでいくと、1冊200ページの本なら、だいたい350枚ぐらいだとして、1ヶ月半ほどで書き上げられる。そんなペースはいらないかな。毎日4000字はきつい。だから、毎日2000字なら書けそうだ。半分。15分で1000字ぐらいは書けるので、30分。ポモドーロの考え方でいくと、25分集中するだけ。25分で2000字。これは全然余裕。時間を取るのも大丈夫。25分ならとれる。なので、これからは2000字をめどに書いていこう。朝の25分。取り止めもないことにはなるが、続ければ必ず何か生まれる。
電子書籍で出版なんかも考えてみたい。どれぐらいの費用がかかるかはわからないが、紙で出版するよりは安く抑えられるだろう。手続きというか、巻き込む人の数が少ないはずなので、流れるように自分のしたいことをできるはずだ。紙で出版するとなると、出版社にリスクを負ってもらわなければならない。それだけの価値が、今の自分にはない。だが、電子出版なら?その辺の細かい違いはわからないが、ハードルが低いのは確かだ。電子出版で話題になり、紙で出版する。みたいな流れもありそうだ。何を書くかは全然決まっていないのに。
イギリスに持って行く本。デリダを読んでみるとして、持って行く本が決まりつつある。滞在日数とキャリーの大きさを考えても、持って行くのは3〜5冊ぐらいになるだろう。去年はもう少し多かった。結局3冊ぐらいしか読まなかった記憶があるが。大江、千葉、デリダ。千葉からは、「意味がない無意味」だろう。Kindleも買ってしまっているので、そっちでもいいのだけど、やっぱり紙の方が好きなのだ。千葉の著作はほとんど読んでいるし、定期的に読み返しているので、この一冊があれば十分。大江からは「万延元年のフットボール」と「私という小説家の作り方」。「大江健三郎 作家自身を語る」も持っていってもいいかもしれない。デリダは講談社学術文庫の解説本と原著を一つ持っていきたい。ここは調べる必要がある。何を一番はじめに読めばいいのか。何なら読みやすいのか。実際に本屋に行ってみてみる。