「幸福な監視国家 中国」 書評
<概要>国家主導のネット空間やカメラなどによる国民情報の取得→監視は、個人情報が国家に筒抜けになるという恐怖感をもたらし、中国においては体制批判を壊滅させるツールとして機能する一方、治安維持などの社会の安定に資する取り組みとして功利主義的視点から、一概にネガティブではないと提言した著作。
<コメント>「自由の命運」中国編をより深く認識したいがために、中国関連図書『習近平帝国の暗号2035』と本書『幸福な監視国家 中国(2019年8月出版)』を2冊通読。先にこちらを読み終えた