映画鑑賞④
夏の終わりから秋の訪れにかけ、Amazon primeで視聴した映画の感想を綴っていきます。
今年は様々な映画を観てきました。月別に統計していくと
【2022年】
1月→2
2月→1
3月→2
4月→3
5月→1
6月→0
7月→0
8月→3
9月→6
(9月22日の時点)
恐らく現時点でも、年間で10本以上、映画を観たのは初めてと言えるかもしれません。
今回は最近、視聴した映画について話していきたいと思います。
♦️前回の記事はコチラ⬇️♦️
ずっと独身でいるつもり?
映画を観た日:8月31日
🌻映画を観た感想🌻
結婚するのも独身でいるのも、そう在り続けるのも個人の自由。
でも、結婚するにしても子どもが出来たら自由な時間は失われるし、独身であるにしても自由な時間はあれど孤独感が増してしまう。
ただ、結婚して幸せかと言われれば、必ずしも正義にはなり得ないし、かと言って独身で在り続けることが幸せじゃないというのも偏見に過ぎない。
結婚してる夫婦を観察していると上手くいっている時もあれば、夫にこき使われて、まるで奴隷のように流されて自我を見失っている人もいるのは確かだけど結婚=絶対的な味方ができたというのも確か。
何においても、やっぱり周りに流されずに自分の心を持つことは非常に大切だと感じる。
若い時はパパ活など一時的には稼ぎが良い時期があるかもしれない。でも、若い時に金にしか目が行かず、大切なモノを失うと、お金では買えない、取り戻せない信頼を失ってしまう。お金を持つことは確かに大切だけど、それ以上に将来のことを考えれば自分を大切にしてくれる仲間の存在はもっと重要。
世間からは靴も服も鞄も欲しいものは自分で手に入れられる。なのに、一人で咲くのは“かわいそう”と独身を鼻で笑う人がいるのも事実。ただ、独身であれ、既婚であれ、お互いがお互いを尊重し気軽に助け合える間柄であることの重要性をより一層痛感した。
きみはいい子
映画を観た日:9月9日
🌻映画を観た感想🌻
桜は咲いてないのに桜綺麗ね〜と言葉を発する認知症を患っている近所のおばあちゃん。
人それぞれ抱えている問題がある。子供が出来れば子育ての悩み、歳を取れば認知症や物忘れなどの老化に対する悩みなど、問題を挙げればキリがない。
認知症であっても過去の嫌な記憶は、鮮明に残ってしまうのは人間である以上、避けることは出来ないのは確かかもしれない。
特に、空襲や疎開と苦しい時代を生きてきた方にとっては尚更。今の僕らは平和な時代を生きているけれど空襲や疎開、キャラメルを食べさせることができなかった弟への後悔など戦争の記憶はトラウマになりがち。
この映画の重要なキーワードだと個人的に感じるのが『優しさ』。過去に親から虐待や育児放棄などのネグレクトを受けてきた子どもが親になった時、また同じように子どもに手を出してしまったり、されてきたことを仕返しとしてしまう人も中にはいるかもしれない。でも、憎しみは憎しみしか生まないし、また新たな被害者を産むことになる。それを理解した同じ境遇にあった友人は悲しき過去を捨て、愛情いっぱいに我が子を抱きしめ愛す姿は見ていて涙腺崩壊した😂
『子どもに優しくしていれば、その子どもも優しくなって他人にも優しくなる』
この言葉は滅茶滅茶響いた。子育てって叱ることも大切だと言われがちだけど、叱る3:7褒めるの褒めて伸ばす子育てのほうが、自身もつくし非行に走りにくくなるって何かの動画で見たことがあるけれど、まさに、そうやなってこの映画を見て改めて感じた。
また、自閉症やアスペルガー症候群など色々な発達障碍を抱える方が、僕らの身の回りにもおられるけれど、この映画で出てきた自閉症の児童は挨拶ができて行儀正しくて、きちんと仏壇にお線香をあげれるのは素晴らしいし、凄い!
教師、学校、保護者、地域のおばあちゃんと、それぞれの立場から一つの地域を見ていきながら、地域課題に潜む虐めやネグレクト、虐待、認知症、万引きなどを知ることが出来る映画。
閉鎖病棟〜それぞれの朝〜
映画を観た日:9月14日
🌻映画を観た感想🌻
死刑執行するも失敗し蘇生して第二の人生が始まった者、父親のDVに悩まされ家庭崩壊の危機にある者、幻聴で本来は聞こえない囁きが聞こえてしまう病気を患う者など人それぞれ家庭の事情や過去に犯した犯罪がきっかけで生きることに絶望感に陥ることもある。
なかには世間から批判され、2度と一般社会に出ることを許されない元死刑囚もいる精神状態が落ち着かない人が集う精神科病院にいるなかで、絆を深めていた場面は非常に良かったが
みんなから嫌われ、自己中心的で協調性が乏しく、ウジムシとまで呼ばれてしまう人に大切な仲間が刺され、死んでしまったと勘違いして『俺が仇を討ってやる』のようにウジムシを刺したのは、仇を取ること以外に何か別の方法で対抗できなかったのかと思ってしまう。
殺したい気持ちは分かる。でも、殺したら、また自分が檻の中で暮らさないといけないし、もともと死刑執行で死ぬはずだったのに失敗して生きるチャンスを与えられたわけなんだから、人を殺さずに上手く接してほしかったな。
精神科病院って世間一般的には、『頭がおかしい人が暮らす。』と言われがちだけど、みんな明日に向かって前向きに頑張ろうとしていることを、この映画は教えてくれる。
生きるとは何か。その哲学的な問い、思考を考えさせられる良い映画。🤔
予告犯
映画を観た日:9月16日
🌻映画を観た感想🌻
この新聞男も、犯した罪は大きいものだけど、社会が生み出した被害者のようにも感じる。
ただ、ラストスパートでの『それを伝えたいがために、遠回しで犯行予告を繰り返し、警察や公安を動かせ思い通りに実行していった点を考えると、犯罪犯さなくても、素直に警察に相談していれば済むようにも感じるが
ブラック企業、土木系の派遣と、普通の人に比べたら決して良い人生を歩んできたとは言えない主人公の生き方、さらには土木系の派遣先の現場監督が、疲れてヘトヘトな状態な派遣仲間に対して、『助けるんじゃない。もう良い。欠員を補充するから』と、まるで人をゴミのように扱う姿は観ていて腹が立った。
また、フィリピン🇵🇭から出稼ぎに来て、後に仲良くなる子が日本に来るために腎臓売ったことに対し、派遣仲間の日本人[主人公含む5人]が『腎臓売ってまで来たかった国がこんな国でごめんな』と言う姿には涙が出た。
昨今の外国人技能実習生に対する相次ぐトラブルや日本人による虐待や暴力を見ると、同じ日本人として腹が立ちまくるし、ホントに申し訳なく感じてしまう。
事情はそれぞれあれど、人を馬鹿にしたり嘲笑ったりすれば憎しみが憎しみを生み負のスパイラルが起きる。ネット社会が発達した今だからこそ、どこで誰が見ているか分からないからこそ、
昨今、問題視されている無敵の人を増やさないためにも、もっと国全体で助け合っていくことが大事だと感じる。
ひるなかの流星
映画を観た日:9月18日
🌻映画を観た感想🌻
告白って、ある意味、一つの区切りであるけれど、何よりフラれた側は傷つくよな。
人によっては一生モノのトラウマになる人もいると思うし、それぐらい大事なのも分かる。
自分が好きな人にフラれた時、立ち直れなくなることとか、目の前が真っ暗になることもある。
恋愛って恋って不思議で例え、『好きじゃない』って言葉では言えても心が嘘を付かずに『好きなんだ』って思うことがある。
好きじゃないって言葉は一見すると傷付くけれど、自分の感情を言葉でちゃんと伝えられることは敬意であり、相手を大切に尊重している証。
言葉では誤魔化せてても感情や気持ちは常に素直であり、嘘を付かない。
恋って流れ星のようにいっ時、輝くんだよね。それがいつまで続くかは分からないけど。
今日は以上です。
今後も映画鑑賞を続けていくため、また映画作品を幾つか観たら感想述べていきます。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します!