【CLE】歴史的なパワー不足を露呈した外野手たちの試行錯誤
お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。
昨年のガーディアンズ外野手は、3ポジション合わせて18本塁打と、MLB全体で歴代ワーストの記録を叩き出してしまうほど長打に苦しみました。今回はそんな状況を打開しようと、Myles StrawとWill Brennanがオフにテコ入れをしていたという紹介です。
1. 2人の昨シーズン振り返り
昨シーズンの彼らの成績は以下のとおりです。
2人とも守備の良さで打撃のマイナスを補い、ギリギリWARがプラスになりました。
2. 各選手の変化
2-1 バルクアップを敢行したStraw
Strawはこのオフで10ポンド増量してキャンプインしました。
2021年のTDLでガーディアンズに加入してから不動のセンターとして君臨していましたが、打撃成績が良かったのはその年のみ。2022年以降は打球速度の遅さを突かれて守備位置が近くなり、ゴロヒットが内野の網にかかり続けます。昨年1本ホームランを打ちましたが、2021年8月26日以来、実に700日以上ぶりとなるほどパワーレスな打席が続いていました。いい角度で放たれた打球が外野手の正面だった、なんてことはざらにあり、フェンス直撃という打球もなかなか見られません。首脳陣もさすがに業を煮やしたか、昨年のTDL以降はスタメンを外れることも多くなりました。
未だにスタットキャストが導入された試合がないため打球速度はわかりませんが、スプリングトレーニングでは25打席に立って9安打、うち3本が2塁打と変化の兆しを見せています。また、Chris Valaika打撃コーチのコメントからも、Straw自身がバルクアップの成果に自信を持っていることが伺えます。
あとはホームランが出てくれればシーズンにも期待が持てます。安価な契約で3年保有できるとはいえ、持ち味の守備は絶対的とまでは言えなくなってきました。打撃での大幅なマイナスを補えなくなる前に結果が欲しいところです。
2-2 打撃フォームを変えたBrennan
Brennanは打撃フォームを変えてきました。
昨年一瞬好調になったときに少し触れました読んだよね?が、その時は開幕から続いていた力み返ったスイングをリラックスさせるだけでした。感覚があったタイミングで打棒が爆発しましたが長くは続かず、7月から一気に打撃が萎んでしまいました。
現在のBrennanは、スタンスを広げ、手の構える位置を低くしています。また、バットも立てていたところからかなり寝かせています。ボールにバットを当てるまでの距離を短くしているように見えますが、コンタクト率は昨年チーム4位の84.1%ですので、以前よりも引き付ける時間を作り、その分力を溜められるようにするためだと思われます。
スプリングトレーニングの試合が始まってしばらくは打ちまくっていましたが、執筆中に調子が落ちてきてしまいました(直近6戦18-2 1HR)。昨年の好調は1ヶ月で終わってしまったので、今回の変更も調子を維持できるかがカギです。昨年8月のRamón Laureanoの加入やスプリングトレーニングでのChase DeLauterの活躍で、フルシーズンは2年目とはいえ悠長に待てなくなってきました。