
【CLE】Jakob Junisを獲得
お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。
前回の補強noteでもう補強はないと断言しましたが、見事に外してしまいました。もうバッテリーのキャンプインが間近に迫ったこのタイミングで、ガーディアンズはわずかに残った資金を使い、Jakob Junisを獲得してきました。
※ 日付は現地時間
1. 契約内容
The Guardians have a deal with RHP Jakob Junis, per sources. It’s a one year deal, pending physical, that guarantees $4.5 million to the 32-year-old swingman.
— Kiley McDaniel (@kileymcd) February 14, 2025
Junis can work as a starter or reliever, throwing 265 IP over the last three seasons for the Giants, Brewers, and Reds.
契約内容は以下のとおりです。
1年$4.5M
特にコメントすることのないシンプルな契約です。契約がリークされたのは2/13でしたが、スプリング・トレーニングが開始すると60日ILを使って40人枠を空けられるようになるため、正式発表は2/16となりました。
Junisの枠を空けるため、左肩の関節唇と関節包の手術で今シーズンの全休が確定しているSam Hentgesを、40人枠から60日ILに移動させました。
We have signed free agent RHP Jakob Junis to a 2025 Major League contract.
— Cleveland Guardians (@CleGuardians) February 16, 2025
Welcome to The Land, Jakob!#ForTheLand pic.twitter.com/Q75K84tp5K
2. ロングリリーフ枠が埋まった
Junisは昨シーズン、ブルワーズとレッズで計24試合投げ、そのうち先発は6登板でした。リリーフの18登板も1イニングで終わった登板が3試合のみと、ロングリリーフでの起用がほメインでした。また、かつてロイヤルズでは先発ローテーションでシーズン完走した経験が2度もあるので、先発をやらせることも十分可能です
ガーディアンズはショートイニングのリリーフはメジャー随一の堅さを誇っていますが、その層の厚さのせいでロングリリーフ要員に40人枠を割けていませんでした。そこにメジャー契約でJunisを連れてこられたので、彼かBen Livelyの片方をロングリリーフで使うことができるようになりました。
20日ほど前のnoteで「Slade Cecconiはロングリリーフか?」と書きましたが、Junisの獲得により確定とは言えなくなりました。ひとまず先発5番手争いを頑張ってもらいましょう。
↓↓↓当該noteはこちら↓↓↓
3. Meansまで獲るの?
Free agent pitcher John Means in advanced talks with the Guardians, sources say.
— Chris Cotillo (@ChrisCotillo) February 16, 2025
もうペイロールが$100Mに到達したので、今度こそ補強はありません…と書く気満々でしたが、まだ動きがあるかもしれません。Junis獲得の正式発表が出た数時間後、オリオールズをFAになっていたJohn Meansと交渉を進めているという噂が出てきました。
Meansは昨年6月に左肘の尺側側副靱帯の手術を受けたため、復帰にはまだ時間がかかります(8月くらい?)。仮に本当に契約したとしても、まずは60日ILで開幕を迎えるでしょう。彼が復帰までは40人枠を使わずに確保できるというメリットこそありますが、昨シーズンの途中でMatthew Boydと契約したときとは違い、今シーズンは既にデプスが確保されています。格安で契約できるならいざ知らず、ただでさえケガの多いキャリアを送ってきたMeansにそれなりの額を出せる余裕はないので、個人的に獲得には消極的な立場ですね。
とはいえまだ噂レベルの話なので、しばらく静観していましょう。
参考記事