A little language goes a long way
今日地下鉄に乗っている時に、なぜか急に思い出した。
A little language goes a long way.
少しの言葉が役に立つ、というところか。
在日米軍向けの放送でFEN(Far East Network)というのがあった。現在はAFN(American Forces Network)というらしい。これを初めて聞いたのは小学生のころ、親にもらったラジオでぐりぐり周波数を合わせていた時だった。
米軍向けなので当然ながらすべて英語放送だった。最初はそれも知らず、なぜ日本なのに英語の放送なのだろうと思った。NHK第二放送のラジオ英会話とは明らかに違っていたからだった。
訳も分からず聞いていると、突然、「Phrase of the day with Hiroko Kubota」と言って、女性が話す日本語が聞こえてきたのだった。簡単な日本語単語を英語で説明する1分くらいのコーナーだった。Hiroko Kubota女史はいつも最後にこう言って締めくくるのだった。
A little language goes a long way.
その頃から英語への制御できない憧れはもくもくと膨張し、多分に漏れず「基礎英語」から始まり「百万人の英語」(文化放送?)なども聞いた。受験英語は役立たないという人も多いが、日本の受験英語はやって損はないし、少なくとも仕事においては役に立ったと今でも思っている。会話についていけないのは、これは本やテープ(古いね)ではどうしても限界がある。
田崎清忠サンも小林克也サンも観光地で外国人を見たらどんどん話しかけたという。そこまではできなかったな。
ところで、中国語では何というのだろう、A little language goes a long way,