曇天のお花さん歩
皆さんこんにちは!
梅雨らしいメーアーリーフーな日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、今日は梅雨真っ盛りの今、御近所の遊歩道や公園に(ちょっと前と今咲いている)お花などを皆さんに見て頂こうと思います。
週末のひと時、しばしお付き合い下さいましたら幸甚至極です☆
本日のラインアップは、以下の通りです♪
よろしくお願いします!
(1)ヒメヒオウギズイセン
アヤメ科のヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
この花を曇りの日に見ると、なぜだかアンリ・ルソーの絵を思い浮かべてしまいます。
この濃いオレンジ色の花が、しれっと作品のジャングルの中に咲いていても、なんら違和感がない気がします。
それもそのはず。もともとは南アフリカ原産のお花です。
日本には明治時代に渡来しました。
(随分と遠い所からやってきたのですね、、、お花には好適地はあれど「国境」はありませんね♪)
なんと「民間薬として鱗茎を胃ガンの治療に利用」と言う記述がありました。
今後もう少し調べてみようと思います♪
花言葉は「謙譲の美」です。
(2)ルリマツリ(プルンバゴ)
イソマツ科の初夏のお花ですね。小さなブーケみたいで素敵♪
支柱などがあれば3メートルくらいまで成長します。
こちらも南アフリカ原産です。6月から10月くらいまで楽しめます。
花言葉は「いつも明るい」。見習いたいです!^^
ちなみに、この御宅は御近所でも一番のオシャレさん。四季折々いろんなお花をセンスよく植えられていて、何時も楽しませてくださいます♪
(3)オカトラノオ
優美な曲線を描く花穂が「虎の尻尾」みたいだと、この名がつきました。
サクラソウ科のお花で、日本各地に自生しています。
花言葉は「忠誠」「貞操」「騎士道」など。
和風の見た目なのに、花言葉は何だか「中世騎士道物語」的な感じですね♪
(4)ハンゲショウ(半夏生)
こちらも、夏らしい爽やかな白が綺麗ですね♪
東アジア原産のドクダミ科のお花です。
白い部分は「苞(ほう)葉」で、本当の花はペロンと垂れ下がっている部分です。
花言葉は「内に秘めた情熱」。
ちなみに例年だいたい7月2日頃が雑節季の一つである「半夏生(の日)」で、梅雨の終わりを表すとか。
なので「これが咲く頃までに田植えを終えましょう」と言う目安になっています。
この日に五穀豊穣を祈念して、田の神様に餅や団子やタコをお供えして、共に食べる習慣が残っている地域もあるようです。
(5)ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科の、落ち着いた濃い赤紫の綺麗なお花です。
日本や朝鮮半島に広く自生しています。
お盆の頃に盛りを迎えるので、盆花(ボンバナ)、精霊花(ショウリュウバナ)、水掛花(ミズカケバナ)とも呼ばれます。
ミソハギはミソギハギがなまったもの。
お盆の時期に、この花をお水と一緒にご先祖様にお供えする風習が残っている地域もあるようです。
花言葉は「禊」「慈悲」「愛の悲しみ」など。
(6)クサレダマ(草連玉)
このお花は例年開花を見逃してしまうのですが、今年は運よく間に合いました♪
サクラソウ科で、リシマキアの仲間でトラノオの親戚でもあります。
色が黄色いので「硫黄草」とも言います。
日本を始め朝鮮半島や、シベリアなどユーラシア大陸の亜寒帯地域の水辺に自生しています。
花言葉は「純情」。
確かに水辺にしなやかに咲く姿は、何か恥じらうようでとても風情がありますね♪
(7)アカンサス
この少し風変わりなお花はキツネノマゴ科で、地中海地域が原産です。
初夏に1〜2メートルの花茎を伸ばして、たくさんの花をつけます。
和名をハアザミ(葉薊)と言います。
イギリスでは「熊の手」とか「熊のズボン」などとも呼ばれるようです。(手はともかく、ズボン要素はどこに?)
花言葉は「美術」「建築」「技巧」など。
葉っぱの意匠が、古代ギリシャ以降の建築物の装飾に持ちいられているので有名ですね。ギリシャの国花でもあります。(現代ではウイリアム・モリスの壁紙が有名かも)
耐寒性があって、真冬の雪の中でも青々とした葉を茂らせる、たくましい植物です。
よく見ると、何か凄いトゲもありますね。
実はアカンサスには「尖った」「トゲ」と言う意味もあるのです。
それには、こんなギリシャ神話が関係しています。
以下、私めのアレンジでご紹介します。
昔々、アカンサスと言う美しい娘がおりました。
その娘を太陽神アポロンが見染め、、、
アポロン「ヘイ、そこのまぶいカノジョー、俺の妻になってちゃぶだい?」
アカンサス「お気持ちだけで!(何このチャラ男(怒))」
アポロン「いいではないか、いいではないか♪本当はスキなんだろ?」
と強引に迫る迫る。
アカンサス「こ、こまります、やめてけれゲバゲバ!(うわぁ、勘助、きんもー!)」
と押し除けた時に、アポロンの顔を引っ掻いてしまいます。((注)これは正当防衛の範囲内ですね)
アポロン「なっ!?父さんにも引っ掻かれた事無いのにい、、、!(アムロ風に)」
と怒ったアポロンが、なんと彼女を花に変えてしまいました。
そのために、この花には苞にトゲがあるのだそうです。
(アポロン、、、ドイヒー。サイテーやな。( ̄▽ ̄;))
(8)コムラサキ
これはクマツヅラ科のコムラサキ(小紫)です。
花言葉は「気品」「知性」「聡明」(むむむ、、、めっちゃ羨ましい(^◇^;))
ところで
「あれ?これはムラサキシキブじゃないの?」と思われると思いますが、ふだん目にするのは、ほとんどがコムラサキと思われます。
違いは、良く見ると、、、
葉のギザギザがムラサキシキブは、ほぼ全体にありますが、コムラサキは先端部分にしかありません。
そして花(実)のつき方も、ムラサキシキブは葉の根本から花が咲きますが、コムラサキは上の画像のように少しだけ離れて咲きます。
(注)上の画像はyamaiki.net様のHPよりお借りしました。
画像のようにムラサキシキブは実が葉の根本から付いています。
以上、8種のお花について御紹介しました♪
まだまだ、ご紹介したいお花がいっぱいありますが、本日はこの辺で。
(近い内に第二弾をやりたいと思います♪ふふふシツコイ?)
そんなこんなで、本日も最後まで御覧くださいまして本当にありがとうございました☆
いよいよ7月が始まり、今年も後半戦に突入しましたね!
今月も何卒よろしくお願いいたします!!
えろえろ(いろいろ)大変な世情ではありますが、今月も皆んなで元気に乗り切れますように☆
皆様の御安全と御多幸を全力でお祈りしております!!LOVE☆
ps。きゃらをさんの企画に参加させていただきます。
皆さん、それぞれとっても素敵なお写真で魅せて下さっています。
よろしければ、是非ご覧くださいませ♪