なわとびがゲシュタルト崩壊する!?
自転車って、長い間乗っていなくても、意外とすぐに乗れたりするけど、カラダが動きを記憶しているからとかなんとか。じゃあ、なわとびってどうだと思う?
一体いつ以来なんだろう?ひょんなことからなわとび(二重跳び)跳んでみたけど、全然跳べないことに驚いた。
前とびから二重跳びへ移行する
地面を蹴る
脚を上げる
上半身をやや前傾する
縄の回転速度をコントロールする
縄が二度、頭を越える
縄が二度、足元を通過する
着地の姿勢を整える
膝を使ってソフトに着地する
二度目の跳躍に備える
地面を蹴る
それらのひたすら繰り返し。
ついこないだまで(っていつだよ)連続して跳べたはずなのに、連続5回も跳べない現実が目の前に突きつけられる。なわとびって、こんなに難しかったっけ?
縄が二度、足元を通過するだけなのに、何故か連続6回、7回を過ぎると、縄と脚のリズムがアンバランスになり縄が力なく足元に掛かる。
何故なんだ。暑さのせい?体力の衰え?それとも子供のなわとびだから?それでも、試行錯誤しながらも、這う這うの体でなんとか目標の100回まであと1回、99回まで辿り着いた。
そこから迷宮に突入し、なわとびがゲシュタルト崩壊。たった1回跳ぶだけなのに、どうやっても、縄のリズム、跳ぶタイミング、縄を回すスピードが上手くいかずちぐはぐになり、その1回を跳ぶことが出来ない。
長い人生を送ってきたけど、こんなことはほんとに初めて。さっきまで跳べていたのに、二重跳びが跳べなくなるなんて。もう笑うしかない。
跳べども跳べども一回が跳べないが、強引に大きく跳んで、なんとか跳び終え、100回を終了。気持ちの上では、芝生に土手に大の字で寝ころんでいた。達成感はあるけど、あまりのなわとびのゲシュタルト崩壊っぷりに驚いた。
そもそもなんで、この暑いのに縄跳び?
今年聴き始めたpodcast番組「38℃ラジオ」の中で、パーソナリティーのやこさんが挑戦していた「#38度ラジオなわとびチャレンジ」きっかけ。
当初は、パーソナリティーのやこさん一人で10000回の予定だったけど、残り20日くらいの状況で、とても一人で跳べる回数ではなくなり、聴いている人たちへの助太刀が投げかけられた。
それならばと、急遽参戦してみた。ゲシュタルト崩壊に追い込まれるも、暑さで長い距離を走れないランニングの追加トレーニングにちょうどよく、なわとびチャレンジにも丁度良い。
久し振りにやって出来なかったことが出来るようになるのは楽しいし、パーソナリティーとコミュニケーションできるきっかけにもなる。最近、ややモチベーションが低迷気味だからこそ、こうやって体温38℃の経験を少しずつ増やしていきたい。
Have a good Day!