
ダメな親を持つと子は良く育つ、その典型例です
我が家が通わせてもらっている保育園では、コットマットというシーツみたいなものをコット(ベッドみたいなもの)にひいてお昼寝をします。
これを週末に持って帰ってきて、週始めに持っていきます。
月曜日がまさにその日で、私のリュックに入れて持っていったのですが、置いてくるのを忘れてしまいました。
リュックにはコットマット1つしか入っておらず、忘れる理由がありません。
しかも大きいのです。
なのになぜ置き忘れてしまったのか。
その理由は長女ちゃんの準備にあります。
長女ちゃん、実は1カ月くらい前まで、保育園についてからの準備がとても遅かったのです。
リュックに入っているものを出して、所定の位置に置いてきて、カレンダーに出席のシールを貼って…と、そんなに時間はかからないはずなのですが、一つ一つ丁寧にやるだけではなく、準備の最中に他の子が気になってしまって、じーっと見ていて動かないとか、「お父さん一緒にやって」と言われて一緒にやったり、ぐちゃぐちゃなのが気に入らないからといって、丁寧に畳みだしたり、とかしているので時間がかかていたのです。
おそらく保育園一遅かったのではないかと思います。
その遅さと言ったら、私より遅く入ってきた人たちが2~3組、私より早く出ていくくらい。
とにかく遅くて、私も特にせかすこともなく、ただただ観察しながら待っているので、「お父さん、お仕事してます?」と勘繰られる始末(笑)
一応言い訳しておきます。
私の仕事は教育なので、子どもを観察していること自体が仕事なんです!
ま、妻には「そんなのいいから、早く準備させてよ」と言われるんですけどね。
しかしですね、早くしろって声をかけても、どうせ大して早くならないんですよ。
だってそもそも早くやることより、他のことに興味が移っちゃっているんですから。
というわけで、自分で終わらせるまで、ただただのんびり観察しているわけです。
(先生、ごめんなさい…)
ところが、1カ月ほど前から、唐突にテキパキと支度するようになったのです。
今まで次女ちゃんを最初に置いて、それから長女ちゃんのところに行っていたのですが、次女ちゃんの支度をしている間に、長女ちゃんが先に教室に行って支度をするようになったんですね。
なので長女ちゃんのところについたときには、ほとんどの準備が終わっていて、カレンダーにシールを貼るのと、水筒をロッカーにしまうところだけ一緒にやっていました。
これでもかなり早くなったのですが、なんと今日は行ったらカレンダーのシール貼りも、水筒も、全部終わっていて、私がやるのは先生への様子の申告だけだったのです。
そんなわけで、
「え?もう全部終わってるの?え?もう先生に言うだけ?じゃ、特に変わりありません。お願いしまーす!」
とウキウキして、リュックを背負っていたことすら失念して、出てしまったのです。
そして帰ってきたら、しっかり言われました。
「お父さん、コットマット置いてくの忘れたでしょ。今度から私が確認するから、ちゃんとリュック見せてから行ってね。」
「はい、ごめんなさい。」
と言うわけで、今後は長女ちゃんのチェックを受けてからお仕事に行くことになりそうです。