【仕事✖️ヒント】チームを褒めると会社のためになる!?
“上手に褒めてもらえたら、2、3ヶ月飲まず食わずでもいける!”と言った人がいた…
というほど、人って褒められると元気が出ます。
が…
現実は、自分の頑張りが見過ごされてる…認めてもらえてない…何をしても当たり前のように思われてる…とか思ってしまうことってあるようですね。
一緒に働くメンバーには、そんな思いはさせたくないものです。
じゃあジャンジャン褒めよう!
でも!
褒め方一つで、人にやる気を起こさせるだけでなく、逆にやる気を失わせることもあるって…ご存じでしたか?
今回は、簡単そうで、簡単とも言い切れない褒め方についていろいろ読んで、すぐにできそうな4つをまとめてみました。
1、大げさに褒めない
大げさ…つまり表現がオーバーだったり、同じことを何度も繰り返したりする褒め言葉は、相手に見抜かれます。
「あ、これ本気で言ってないな」と思った相手は、逆にストレスを感じてしまいます。
そして、大げさな褒め言葉を使う人は、信用されなくなるようです。
本心ではないことを言う人は信用できないということです。
2、能力を褒めない
「カシコ〜イ!」とか、「頭イイ〜!」「天才!」「優秀!」
これらは言われて嫌な気がする言葉ではありません。
けれども、相手にやる気を失わせてしまうこともある言葉だそうです。
能力を褒めると、相手は、優秀でいようとします。
だから、うまくいかない時には、あぁ…自分はダメな人間だ…、自分には価値がない…と、ものすごく落ち込んでしまうようです。
それで、失敗を恐れ、新しいことにチャレンジしなくなってしまいます。
上手くできそうにないことや、自分の能力を発揮できそうにないことは、やめておこう…と、仕事に対して後ろ向きになってしまうのです。
3、他の人と比べない、その人の成長を褒める
「〇〇さんより上手〜」、「〇〇さんはできなかったのに、すご〜い」とかはダメです。
これは本当の褒め言葉ではないと言われています。
言われた人は、反応に困ります。
つまり、あまり嬉しくないということです。
その上、人は、誰かと比較されると、変な緊張感を持つようになってしまいます。
褒める時は、相手の成長を褒めましょう。
以前よりも良くなったことです。
「〇〇が前より上手になったね」、「〇〇がすごく上達したね」とかです。
4、努力を褒める
努力を褒めよう!というのは、よく聞きますね。
努力を褒めるとは、一生懸命さ、根気強さ、集中力など、“過程”にあるものを褒めることです。代表的な言葉としては、「よく頑張ったね」です。
「よく頑張ったね」は、ありきたりですが、本当に頑張った人には力になる言葉です。
成長や努力を褒めると、褒められた人は、結果よりも過程を認められていると感じられます。認められているという安心感は、やる気を起こさせます。
うまくいかない時も凹み過ぎず、これも勉強だ!と、諦めずに別のやり方を試したり、さらに努力しようとします。失敗しても、経験から学んで、新しいことにもチャレンジしようとします。
5、何が良いのか具体的に褒める
ただ「いいね」ではなく、何がどう良いのかも伝えましょう。
誰にでも当てはまるような表現は便利ですが、相手には“自分への褒め言葉”として伝わりにくいものです。
「〇〇さんの作る資料は、見やすくて助かる!」、「〇〇さんがリードしてくれたから、早く終わった!」とか言われると、嬉しいですよね。
いつもザックリ褒める人より、具体的に褒めることができる人は、信頼されます。
信頼できる人からのアドバイスは、聞きやすかったりします。
どんな風に褒めるかで、メンバーのやる気や信頼感を高めることができ、それは業務を円滑に進める上で大事な要素です。
どんな風に褒めるかは、一個人のためだけでなく、会社のためにもなるってことですね。
“ウィンザー効果”というものをご存知ですか?
「第三者が発信した情報は信頼されやすい」というものですが、これは褒め言葉も同じようです。
社内で機会があれば、他のメンバーの良いところをどんどん言い合っていきましょう!
いつの間にか耳に入ってきた褒め言葉は、またさらに力になります。
GSC代表は、あんまりベタベタ褒めません。
良い時は、「ええやないか〜」「ええんちゃうか」「ようやった」「自分を褒めたれ」みたいな感じです。
意識的ではないかもしれませんが、ウィンザー効果をよく使う気がします。
本人がいないところで、「〇〇はええぞ」「〇〇は今年来るぞ」「〇〇はようやっとる」とかよく言います。
本人には、能力というよりは、笑顔とか元気の良さとか、人柄など良いところをサラッと言ってくれます。
そんな代表率いるGSC開発の業務管理ツール、テレワンプラスは、メンバーの頑張りが見える業務管理ツールです。
プロジェクト管理には、タイムラインがあり、それを見ると、誰がどんなことをしているのか動きがわかって、リモートでもチームで動いている良さが感じられます。
プロジェクトごとに整理されているタスク情報、ガントチャート、誰がどんな業務をしているのか、どんな状況か、みんなで共有できるシステムです。