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週刊小売業界ニュース|2023/9/18週

2023/9/18週(9/16-9/22)にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ!


ドンキ驚異の34期連続増収増益 楽しくなければ小売業じゃない

PPIHは1989年に東京都府中市にドン・キホーテ1号店をオープンし、2023年6月期に34期連続で増収増益を達成した。日本の小売業界ではセブン&アイ・ホールディングス、イオン、ファーストリテイリングに続く売上高4位に躍進し、23年6月期には営業利益が1000億円を突破した。営業利益率は約5.4%とセブン&アイ、イオンを上回る。

Google Bardによる要約

Eコマースの発達による店舗型小売業が苦境の中、好調な業績を続けるドン・キホーテについて記事にて取り上げられています。

ドン・キホーテは、店舗や従業員に可能な限り権限委譲を行い、現場で判断をする仕組みを作り出すことで、環境の変化や時代の流れに適宜対応した店舗を作り出していきました。
(以前ドン・キホーテのメインキャラクターであるドンペンの引退報道が公式発表されてその後撤回となったのも、部署に権限が委譲されているため決定と発表が先行してしまったものらしいとのことです。)

また、店舗を商品をただ買う場所にするのではなく、訪れて楽しい空間にすることに取り組んでいるようです。
その取り組みの中には、渋谷にオープンした「ドミセ」という新店舗もあり、過去うまくいかなかった商品を陳列し理由まで公開してしまうという面白さを生み出しているそうです。

常識にとらわれず考えたことをすぐに実行する姿勢に頭が下がります。

ギフトカード 戦略に変化あり。ホリデー商戦での需要増とZ世代の対応に動き出した小売企業

• インフレで自由裁量支出を控える買い物客が増えている
• ギフトカードは物価上昇の影響を受けにくく、自由裁量支出の代替手段となる
• 小売企業はZ世代向けのデジタルカードや体験型ギフトカードに注力

Google Bardによる要約

誰かにプレゼントを送る際、どんなプレゼントにすればいいか悩んだことは誰しもあるのではないでしょうか?生き方が多様化し、自分の欲しいものが必ずしも他人の欲しいものではなく、物価上昇の影響も受ける現代では、デジタルカードでのギフトなどが好評なのだそうです。

一定の金額を購入するだけで相手はそのギフトカードで何かを購入することができるため、選ぶ手間もなくオンラインであればスマホを操作するだけでお渡しまで完了してしまうため大変便利になっています。

プレゼント向け商品の売り上げ低迷に困っている事業者がいる場合は、このようなニーズを汲み取った対策もいいのかもしれません。

コストコジャパンが花王と提携し、ディスプレイを兼ねた木箱の発送に取り組む

コストコ日本と花王は、配送用木箱を陳列棚として活用する取り組みを開始しました。これは、労働力不足の解消と環境負荷の軽減を目的としています。木箱は、組み立てや解体が容易な構造となっており、コストコ日本の店舗で順次導入される予定です。

Google Bardによる要約

技術の発達により、今まで何の気なしに行われていたプロセスをより効率化させ、人材不足等の問題を解決しようという動きが進んでいます。
コストコジャパンと花王は、そのまま店舗に陳列するだけで商品陳列棚になる配送用ボックスを開発したとのことです。

マーケティングひとつをとっても、顧客に直接影響のある領域だけでなくこのように小売店等仲介事業者の手間を減らす取り組みなどさまざまな観点での販売促進につながる要素が眠っていると実感させられました。

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