週刊小売業界ニュース｜2023/9/25週

2023年9月29日 16:00

2023/9/25週（9/23-9/29）にピックアップした小売業界ニュースをお届けします。今週のおさらいにぜひどうぞ！

試食専門店が好調　「3割がその場でEC購入」の秘訣

試食専門店は、納得した上で商品を購入したいという消費者のニーズに応える形で、新たなアプローチでリアル店舗を活用する。

Google Bardによる要約

記事では、いくつでも無料に試食できる店が好評であることが述べられています。カードを店員に渡し試食の商品をいただき、購入希望者はそのカードをレジに持って行くかそこに記載されているQRコードからオンライン購買をするという仕組みです。また、無料の試食のためアンケートを展開すると大変高い回答率とのことです。

ECが発達していくことで店舗型ビジネスはより意味を持たせることを求められています。行って楽しいという観点でそこに行くことを目的としてもらう施策や、ECでは買えないものを提供するのもありですが、このようにECでは提供できない五感で感じるという購買検討プロセスを店舗で行うことは、店舗でしかできない意味があると考えます。

Shopify とAmazonが和解：加盟店はバイウィズプライムのアプリを使用可能に

ShopifyとAmazonが和解し、Shopifyの加盟店がバイウィズプライムを利用できるようになり、両方のプラットフォームで販売しやすくなった。

Google Bardによる要約

ECサイト等の購買の際、どうしても大きな離脱点となってしまうのが決済です。決済の手続きが面倒くさそうだと判断されればそのサイトは顧客から相手にされなくなってしまうこともしばしば。そのため、決済の手続きについては大手企業が多大なコストをかけて改善をし、顧客にとって一番便利な形を目指しています。

そのため、記事のようなShopifyとAmazonのようにどちらの決済機能を使うかによる問題等が今後も起きることが予想されます。ルール等の変更は中小規模事業者の業績にダイレクトに影響があるため、平穏なニュースが続くことを願うばかりです。

誕生するたびに企業が強くなる、ワークマンに業態開発の取り組みと成果を学ぶ

ワークマンは、作業着からアパレルブランドへ転身し急成長。好立地出店、機能性・低価格商品、インフルエンサーマーケティングが成功要因。

Google Bardによる要因

こちらのコラムでも何度と紹介してきたワークマン。先日久々に訪問し、現在のワークマンの商品や購買体験を調査してきました。
訪問後、私は「今まで服が足りなくなったらユニクロを純粋想起して訪問していたが、これからはワークマンにしよう」と思いました。

個人の感想になって恐縮ですが、普段着としては十分すぎる機能性の高さとユニクロより割安な価格帯、昔のワークマンとかけ離れたおしゃれなデザインをみて、これが一番いいじゃんかと思った次第です。
近年アパレル業界はユニクロ一強になっていましたが、ワークマンのような企業が大きな楔を打ち込むのではないかと思ってしまいました。

●その他の記事一覧

この記事が参加している募集

#オープン社内報

24,351件

#企業のnote

with note pro

15,360件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？