
良いサービスとはタイミングと人間力だ!
ここで味わいは置いておいて「サービス部分」に注目した場合
やはりテンポよく、待った感なしに、コミュニケーション良く!
と言われるのが、日本においてはいい店かもしれない。
「タイミング」と「空気感」とでも言えばいいのか。。気分や感情の起伏の
激しいコックは大体雇われトップが多い、そういう店のスタッフはシェフの
顔色伺いでお客に気が回らなくなるものだ。空気感でよくわかる。
もちろん真面目な方もちゃんといるが、大方仕事よりプライヴート(遊び)に
重きがある。激昂している料理人の空気感はよくスタッフに飛び火するのものだ
なんとなく居心地の悪い状況などがそれにあたる。
フランス人と違って日本人はそれほど長く食事はできないし、量もそれほど
食べないのが普通だ、なので2時間以内ぐらいに抑えておかないと
(※飲兵衛は別である。酒飲みは時間の概念が消える)
疲れるものだ、かつてフランスで星付きレストランをたくさん回った経験も
あったが、今にして思えばフランスでランチで5時間かかることもあった。
トップシーズンで混んでいたのも頷けるが、4、5時間食べているというよりも
飲んでいるだけの記憶しかないし、最後は何飲んだが覚えていないぐらい
だ、いくらフランス料理だからと言ってもこれではキツイ!
だから今健康的なイメージの日本食が世界で流行っているのだろう。
ここは覚えておかなくては行けないところだが、どんなにいい料理が
あったとしても、散々待たされた挙句、出てきた料理はどんなに完成度が
高くても美味しいと感じる人は稀なのだ。料理とサービスは常に
紙一重だ!最高に人の心を掴んで、飽きさせないエンターティナーがいれば
酒のつまみがお茶漬けでも満足させられるかもしれない。。
料理は完成度を除けば「スピード」とやはり「タイミングだ!」
早食いの人もいればやたら遅い人もいるこの間をとれれば最高!になる。
付加価値つけようサービス業マガジンVOL306
次回ー高い店ほどサービスが悪いかも?