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【パートナービジネスの教科書】あるあるお悩みシリーズ④_パートナー企業との定例ミーティング、実施しているけど意味あるの?


はじめに

こんにちは。
Grow up代表の佐々木(
@chiho_relationsです。
「パートナービジネスの教科書」と題しまして、パートナービジネスのノウハウを発信していきます!

よろしくお願いします。

https://note.com/grow_up/n/n3bad02265e36


あるあるお悩みシリーズ

あるあるお悩みシリーズと題しまして、日々私が相談いただく「パートナービジネスに関してのお困りごと」に対して回答をしていくシリーズも番外編としてリリースしていくこととします!



パートナー企業との定例ミーティングを実施しているけど、意味あるの?


パートナービジネスのコンサルティングの際に、上記ご質問をいただくケースがあります。

結論からお伝えすると、「意味は大いにあります!」

ただ、単に「最近どうですか?」みたいなお伺いミーティングは絶対NGです。
パートナー企業の方もそんなお伺いミーティングに時間を費やしているほど暇ではありませんし、何よりそれでは定例ミーティングしている意味はありません。



パートナー企業と定例ミーティングを実施する意味


では定例ミーティングの意味を考えてみましょう。
定例ミーティングの意味は、パートナー企業と自社でのパートナービジネス活動を活発にするための起爆剤と私は捉えています。

パートナー企業との定例ミーティングを実施することで、パートナー企業内の部署開拓を相談したり、パートナー企業からのご紹介いただいた企業様への営業活動の状況を相談する。
そして、何よりパートナー企業と共に設定した共通目標の進捗度と進捗に向けてのアクション。遅延しているのであれば、それに対しての打開策などを話し合う場です。

要は、パートナー企業とパートナービジネスを成功させるための作戦会議をする場なのです。

そう考えてみると、ただ「状況どうですか?」だと全く意味をなさないというのがわかりますよね。



定例ミーティングでのAgenda

定例ミーティングでのAgendaはどんなものが良いか?
前章のパートナー企業との定例ミーティングは「パートナー企業とパートナービジネスを成功させるための作戦会議」とお伝えしました。

上記を目的と考えると、下記のような内容が良いと思います。
※冒頭の日々の御礼やパートナー企業のニュースについてのコメント等の「パートナー企業の方が聞く姿勢をセットするまでの手順」は省きます。

①パートナー企業との共通目標
・パートナー企業様と設定した共通目標の進捗度合いの報告
・前回定例ミーティングからの差分(良かったこと、改善すべきこと)の共有
・もし目標がビハインドしている場合の対処方法について提案、議論

②営業状況
・ご紹介いただいた企業様への営業状況、営業における相談
・ご紹介をお願いしている企業様への打診状況の確認と打診に向けて必要資料や情報等がないか確認しアドバイス

③支店/部署の開拓
・支店/部署へのアプローチ状況を報告、他にアプローチしたい支店/部署等あれば、ご相談
・加えて、開拓が難航しているケースがあれば、サポートいただけないかのご相談

私が過去実施したパートナー企業様との定例ミーティングでは上記のような内容を30分〜1時間(基本1時間)で実施しておりました。

ただ、実施時期やパートナー企業との関係性やパートナービジネスのフェースなどのさまざまな条件で内容は変わると考えてください。


定例ミーティングの理想的な頻度


定例ミーティングの理想的な頻度としてはパートナー企業との関係性や状況によっても異なりますが、基本月1回と考えれば良いと思います。

ただ、近々でご報告・ご相談差し上げたい内容もあるので、そう言った場合は定例ミーティングまで待つよりも早々にお電話もしくはメールなどでご連絡してください。

そして、定例ミーティングの開催時期は、パートナー企業の窓口担当の方が上長へ報告するであろう会議体の前に実施をしてあげてください。

みなさんも経験があると思いますが、上司から「あれどうなった?」「あの会社との状況ってどうなの?」と営業部会などで確認が入るケースがありますよね。

その際に、「わかりません。」と伝えられるよりも「状況はこうなっており、次の一手はこうです」となった方がその方の上司にとってもこのパートナー企業は信頼できるなと思ってもらえますし、その担当者の方にとっても報告の前のタイミングで情報を適切に提供してくれるから一緒に仕事しやすいなと思ってもらえます。

なので、そういった会議体のタイミングも意識して、定例ミーティングを設定しましょう。

パートナービジネスは相手の立場になって行動していくと大抵うまくいきます。



パートナー企業に定例会を打診したけど、断られてしまう…


定例ミーティングを実施しましょうと伝えると、こういった悩みをお聞きします。

その背景としては「パートナー企業にとって、定例ミーティングをする意義を感じられていない」のです。
なぜパートナービジネスが活性化していない状況なのに(かつ日々忙しいのに)ベンダーと定例ミーティングを実施しなければならないのか?

あなたも相手や相手の会社に価値を感じていない中で、もし定例ミーティングしましょう!と言われたら、そう返しますよね。

なので、パートナービジネスをやる意義、価値をきちんと説明し相手と合意すること。共通目標を設定しアクション/スケジュールまで合意すること。そしてそれを達成、大きくビジネスを成長させるための定例ミーティングであることをきちんと自分の言葉で説明し、相手も合意してくださる状態をつくってください。

でないと、お断りされるケースは多いです。


さいごに

パートナー企業との定例ミーティングについて今回はお伝えしました。

パートナービジネスを成長させるための一つの手段として、定例ミーティングを活用してみてください。
そのためにはパートナー企業が自社とパートナービジネスをすることに対して価値を感じてくださり、そのビジネスを成長させるために定期的にコミュニケーションをとりたい。とるべきだと考えていただく必要があります。

もちろんそう考えていただく(感じていただく)ために、定例ミーティングの事前準備、フォローアップは必須です。


もし「どうしたら良いかわからない…」という場合は、下記のSNSのDMまでご連絡ください。
貴社のご状況をお伺いしたうえで、定例ミーティング打診方法、Agendaなどについて無料でお話しさせていただきます。

https://twitter.com/chiho_relations/status/1738378279349105116



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