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海外旅行でやることって、いつもと同じだったりする

普通に海外に行ける時代がまたやって来るのだろうか。

なんだか想像できない。

うちのお客さんで、海外旅行が大好きな方々も、シュンとなっている。

また、一部の人の贅沢な行為に舞い戻るのだろうか。


ところで、これまでの僕のそう多くない海外の旅で、いったい何をしてきたか。


もちろん観光名所を回る事は回るのだが、


実際、今も覚えている事といえば・・、「いつもと同じ事」ばかり(笑。


ちょっと挙げると、


・朝散歩する
(少し早起きして、朝散歩をしてみる。街も空いていて、比較的安全。北京では太極拳をしているところを見られたし、ギリシャでは小高い丘から誰もいない港を眺めることができた。)

・スーパーへ行く
(これは比較的どこの国でもやってしまう。名所旧跡巡りもいいが、やっぱりその土地の人が日常的に何を買うのか非常に興味がある。スコットランド郊外で買った何の中身かよくわからない缶詰は、後生ずっと大事に持っていた(笑。)

・学食へ潜り込む
(地元で有名なレストランに行くのもいいが、その土地の文化水準を見るのには、やっぱり学食が一番だと勝手に思っている。ロンドンのAAスクールの学食はとても洒落た料理が出てきたし、ヴェネツィアの大学のメンザ(学食)は、物凄く歴史が古く、普通のレストランではありえない巨大な建物の中にあった。)

・床屋へ行く
(これはちょっと難易度が高い気がする。思い切って入ったニューヨークの床屋では、「ナチュラルにね、ナチュラルヘアーよ。」と連発していた気がする(笑。普通に終わってホッとした。)


なんて、普段とあまり変わらない行動をとると、いったいどういう事になるのか試して見るのが面白い。

意外な発見があったりする。

今度、また行く事があったら、「公共プール」や「図書館」を試してみたいと思っている。いつの事になるのやら。


ところで、僕は神田錦町の「学士会館」が好きでたまに行く。
(ドラマ「半沢直樹」のロケにもよく使われる、歴史のある建物です。)

あの天井の高い空間で、通りを眺めながらパイントを空けていると、ロンドンの古いパブで「さあて。明日は何処へ行こうかな。」と、地図を見ながら飲んでいる気分になる。

最近、建て直しの話も出てきているようだけど(僕は古い建物の保存運動とかにはあまり興味がない人間だが)、あそこだけは残っていて欲しいという気がしてきている。


最近は、海外旅行どころか、もう一年近く「外食」をしていない。(自分で飲食店をやっていながら大変矛盾していて申し訳ないが、これも店主の「感染予防」です。)


そのうちにパイントでも空けに行こうか・・。


見かけたら声を掛けてください。


いえ、やっぱりそおっとしておいてください(笑。


気分だけでも「海外旅行」してますので。



神保町へお越しの際は、是非お立ち寄りください。

セブンズハウス」の窓際が定位置です。

お待ちしております。


Routine /  Flitz&Suppe & Leavv & dcxv
Dust Collectors
2019

(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)

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