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長続きするかどうか、それだけ。
4日は東京マラソンでしたね。
ランナーの皆様、お疲れ様でした。
どのようなきっかけで始められたのか分かりませんが、長距離走の苦手な僕からすると、苦行に敢えてのぞむ姿勢には、つくづく感服いたします。
どうぞ、ゆっくり休んでください。
さて、話は変わって、
先日よりTwitterなどで、さんざん宣伝しているのですが、
BAR ground line のオリジナルカクテルに、新しく仲間が加わりました。
正月からお出ししていた「自家製フレーバー日本酒 ーお屠蘇ー」が大変好評だったので、一過性のものにしては勿体無いということで、これまたうちの定番「自家製フレーバーウォッカ ー夏みかんー」とミックスして、夏みかんの皮の苦味と各種薬草の香りが複雑なテイストを生む、「オン・ザ・ロック」スタイルのカクテルに仕上げました。(詳細はHPにて)
題して「ground line 01’(ダッシュ)」。
そもそも、うちのオリジナルカクテルは、すべて番号表記になっていて、01〜18 まで、それぞれ個性豊かなラインナップになっています。
ここ数年は、さしたる変更もなく、ほぼ固定メンバーになりつつあったのですが、
・・・・、
今回久しぶりの追加ナンバーとなりました。
しかも、一番人気「01」(通称「夏みかんソニック」)の裏番という異例の処遇。
本腰入ってます(笑。
さて、上手く定着してくれるのか、今後に期待したいところです。
ところで、
そもそも、僕は何か物事を始めるときに、どうも
「それが好きかどうか」
より
「それが長続きするかどうか」
が、
より重要になる傾向がある。
スポーツなどの体験入門をしてみて、「ん、いいかも!!」と思ったとしても、それをやる時間の確保や、道具の置場など、無理なく継続できるかどうかが常に頭をよぎる。
「う〜む、続くかなあ。」
である。
そしてそれはお店のメニューにも当てはまる。
新しいメニューを実施検証してみて、「あ、これいい!!」と思ったとしても、給仕に時間を要したり、保存の場所がなかったり、材料の安定供給などが難しかったりすると、
「う〜む、またにしよう。」
となる。
もちろん季節の果物を使ったカクテルなどは、旬があるので、年中あるものではないが、それでも全体のサイクルとして、長年続くことを前提として決めている。
そんなわけで、先述の「お屠蘇」も、年始という一過性のものではなく、常に供給できないか、と考えていた。
幸いお酒に入れる「屠蘇散」は、お隣の薬局をやっている大家さんから年中仕入れられそうな感じだし、日本酒や本みりんは通年確保できる。
夏みかんウォッカとミックスして、「オン・ザ・ロック」で提供することで、どんなシーンにも合わせやすいスタイルになっているんじゃないかと思う。
さて、これで「長続き」するかどうか。
それには、
実は、
先述と逆説的で申し訳ないが
「一過性」というか、
「一気呵成」の最初のプロモーションが欠かせないのも事実である。
どんな業界でも、結局生き残るものって、実は最初から人を惹きつけている。
「長続き」するには、
やっぱり「あ、これいい!!」が大事なのである。
そんな訳で、3月はこれを「おすすめカクテル」として、大々的に取り上げたいと思っております。
それにはやっぱり、「夏みかんソニック」のような「通称」も必要。
(「01'」なんて、うちを知らない人には「何のこっちゃ」ですからね(笑。)
ああ、「ネーミング」って一番苦手なんだよなあ。
どなたかお願いできないかなあ。
我こそはと思う方、是非。
神保町へお越しの際は、是非お立ち寄りください。
そもそも「通称」って、自分で考えるものじゃないですし(笑。
お待ちしております。
slow down / Idealism · Lucid Green
823 Records
2023
(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)
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