息子の歯が揺れだしたので、私はあわててコインをポチった
「見て、お父さん。歯がグラグラしてる。抜けるかも!」
息子が、ニカッと下の歯を見せながら私に報告する。
お、そろそろ来たか。
初めての脱落歯が。
10日ほど前から脱落の兆しを見せていた5才児の歯は、今では前方に90度倒れるまでになっていて、もういつ抜け落ちてもおかしくないくらいだ。
私は「いよいよ明日かな」などと考えながら、布団の上で並んだまま、彼に話し掛けてみる。
「下の歯が抜けたら、屋根に投げないとね!」
すると息子は、思い掛けずこんなことを。
「抜けた歯は枕の下にしまうんだよ。」
「そうなの?なんで?」
「そしたらコインが貰えるでしょ?」
…
……
………
えっ?
というわけでメンバーシップ限定記事の今回は、
「息子の歯が抜けたときの話」を写真付きでお届けします。
最後までお楽しみいただければ幸いです。
歯の妖精さん
この、「枕の下に歯を入れたらコインが貰える」という話。
私は一度も聞いたことがありませんでした。
息子が寝付いてから調べてみたのですが、どうやら欧米では「トゥース・フェアリー(歯の妖精)」という慣習があるようです。
簡単に言えば、
というもの。
ほえ〜、かわいい。
しかしなぜ息子がアメリカの慣習を?
幼稚園か?
いやそんなハズは…
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