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ZIEGELという珍しいデジカメ


これがBONZART ZIEGEL

ボンザート ツイーゲル と読む
海外のどっかのメーカーかなと思ったら
まさかの日本の会社が開発、製造している

僕は3年位前に購入して
今もまだ販売されている
17,820円と安い 

しかし2万弱のトイカメラと侮ること無かれ
かなり写りが良くて感動する


背面は小さな液晶と、ボタンが横一列に並んでいてとても簡素。


なんだかゲームボーイを思い出す


シャッターボタンはフロント側、レンズ横にある

変えられる設定といったら
ISO、露出補正、カラーフィルターくらいで
絞りもSSも固定、ズームリングも無い
(デジタルズームはできる)


なぜこんなトイカメラを購入したのかと言うとZIEGELのHPに載ってたこの多重露光の写真がめちゃくちゃカッコよかったからだ

HPより参照

1枚目は道路を普通に撮って
カメラを逆さにして2枚目を撮ってる

このパキッとはせず
なんだかSFチックな写りにとても惹かれた


以下、作例

夜でもちゃんと写る
駅をレトロフィルターで
なんだかフイルムっぽい?
適度に画質が荒くてノスタルジック


写真を撮る ということに向き合っていると
ときどき、やっぱり疲れる

構図が悪かったかな
シャッタースピードを下げておけばよかったな
どんなテーマで撮ろうかなぁ
みたいな感じで
あーでもないこーでもないと考えてしまう

創作とは想像以上に体力を削る
疲れてしまうときもある

そんなときにZIEGELを持ち出すと
ただシャッターを切ることが楽しい
という初心を思い出させてくれる

まるで付き合いたての初デートで行った映画のようだ

なんであの頃を忘れちまったんだろうな…
変わったのは君じゃなくて僕の方だったんだね

そう、ZIEGEL は
初恋を思い出させてくれるカメラ
なのだ!

でも僕には本妻RICOH GRIII がいるから
ZIEGELは愛人ということになるのか…

初恋を思い出させてくれる愛人…?


いいじゃないか
たまらないじゃないか


これからも都合のいい愛人でいてくれよなっ!

(最低のオチ)

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