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菜食インタビューvol. ① まりさん

こんにちは、Grino編集部です!
今回はGrinoサポーターをしていただいている「まりさん」のインタビュー記事です。

現在はオリエンタルベジタリアンで、お肉やお魚、魚介類、ネギ・ラッキョウ・あさつき・たまねぎなどのごくんは食べない生活をしているまりさん。たまご、乳製品は食べるようにしていて、台湾素食や日本の精進料理に近く、10年ほど続けているそうです!

菜食を始めたきっかけや菜食生活で感じるメリット/デメリットなどたくさんインタビューさせていただきました。

菜食生活を始めたきっかけ

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-きっかけはなんだったのでしょうか?

きっかけは色々あってお伝えできないこともありますが、いちばんは、まわりの友人が作ってくれたベジタリアン料理がとても美味しくって「え、美味しいじゃん!!」と感動したところから興味を持ちました。
その友人に肉食が環境に負荷を与えるという話を聞いたりしていました。例えば畜産のために飼育される家畜のための穀物が、人が食するよりも何倍も必要だといったようなものですね。最初は美味しいし体にも良さそうだしいいな!といった気持ちからスタートして、そのあと地球環境への負荷の話を理解していくようになった感じですね。

オリエンタルベジタリアン

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オリエンタルベジタリアンで避ける食材である、ニラとかネギ、ニンニク、ラッキョウは一般的に精力がついたり解毒作用をもつ成分があって、お肉を食べないってなったときには、体に刺激が強すぎてしまうという話を聞いています。
周りにオリエンタルベジタリアンの食生活を選択している人がいたり、食生活に関心がある人が多かったおかげで実際にそんな食生活にもできるんだなというイメージを持てました。強い意思があって始めたとかではなくって。美味しいからやってみようという気持ちが先に来て始めたという感じでした。
子供の頃に遡ると、母親が医者で保健所に勤めていたのですが、栄養士さんと同じ職場にいるような環境だったこともあって健康への関心が高くて。
野菜料理や栄養を考えた食事をつくってくれていました。野菜を食材じゃなくて栄養素名で呼ぶ家だったんですよ(笑)
たとえばトマトが食卓に出ると「今日はリコピンが取れるわよ!」、かぼちゃが出てくると「カロチンよ!」みたいな(笑)
東京に出てきて一人暮らしを始めてからは、居酒屋に行ったりすごいしょっぱいものが食べたくなったり甘いもの食べたくなったり、食生活が雑になっていました。昔の健康的な食卓のことを思い出すと10年後大丈夫かな、って心配にもなっていたんですよね。

-自然と菜食になっていった感じなんですね!
やってみようとなったのも、美味しく食べれて体にいいイメージが湧いていたところもあったんですね。

そうですね、最初はちょっとずつ始めました。実際に始めてみると体調がよくてそれも加速した理由でより頻度を増やしていきました。

-体調がよくなったと実感できるのがすごいです!

メリットとデメリット

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私の場合、毎月、生理前のイライラや気持ちの落ち込みがひどかったので、漢方とか飲もうかなと考えていたんですが、食生活を変えて気付いたら全然大丈夫になっていました。それがいちばん良かったですね。あとは、日常のカリカリする気持ちも落ち着いたような気がして、やっぱり食生活は大事なんだと思いました。腸内環境が整えられている感じです。
あとは本当に太らないですね。元々太りやすくて、本当によく食べる方なんですけど、そんなに気を付けなくても太らないので助かってます!

-すごいメリット!!
逆にデメリットは感じることありますか?

最近感じたのは、元々の貧血気味もあるのですが、長年ベジタリアンを続けていると鉄分が不足しているのかなと感じます。そのような生活をしていると疲れやすくなるよと病院で言われたこともあって、サプリなどで補助しています。あとは国内だとヴィーガンやベジタリアン向けのホテルや飲食店はまだまだ少ないので、調べたり事前の情報収集が大変だったりします。最近どんどん普及していますが、まだまだ選択肢は少ない印象です。

-道を歩けば当たり前のようにすぐお店があるというわけではないですよね。

そうですね、海外旅行にいくとメニューにヴィーガンやベジタリアン向けなど書いてあったりすることが普通でした。それに比べると国内では毎回対応してもらうことも多いですね。いただいた後には、しっかりお礼を言うようにしています!笑

食べたいものに不自由はない

UBERで頼んだCORIのメニューにちょい足し

-ちなみに代替で美味しいものがあったとしても、肉や魚の味を求めることはないんですか?

ないですね。本当に、ベジタリアンでも驚くほどおいしいメニューができる飲食店はたくさんあるので満足しています。渋谷や銀座にあるインドカレーの「ナタラジ」や、駒沢大学のハンバーガーとか味の濃いジャンキーなベジフードが食べられる「CORI」はお気に入りです!

-そうなんですね!では食べたいものを食べられている感じなんでしょうか?

そうですね〜。体に良いし、太らないし、楽しんで続けられてます!
海外旅行に行ったときすごいなと思ったことがあって。旦那はベジタリアンではないので、日本の大豆ミートはあまり美味しくないという反応だったのですが、アメリカでベジ対応の料理を食べた時に最初気づかったんですよね。「えっ、これが!?」と反応していたので、アメリカのレベルの高さを感じて、日本でも更に食材のレベルがあがるといいなと楽しみにしています。

身近な人の反応

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-ちなみにご家庭での料理はどうされているんですか?

夫と二人暮らしですが、ベジタリアンメニューを私がつくっています。お付き合いの時から徐々にベジ生活に変わっていったので、これからもそのような生活にしたいことは伝えた上で結婚しました。旦那曰くベジタリアンレストランと思っているみたいです(笑)

-ご家族の反応はありましたか?

母はまだ抵抗感があるみたいですが、父は「ガンジーみたいだね!」という反応があって(笑)ベジ対応のレストランに連れていっても楽しんでくれます。実家に帰る時はベジ料理を作って食べてもらったりして、一緒に食べられる機会を通じて少しずつ理解してもらえたらいいなと思っています。

-捉え方はやっぱりいろいろあるんですね。

気づいたこと

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ベジタリアンって、始めてみたら意外と楽しいです!
仕事が忙しいなど、ハードな時こそ体に良い食事をするみたいなのもいいんじゃないでしょうか。しんどくなっている時こそジャンキーな食事がしたくなると思うんですけど、それを置き換えて食生活を整えると体調が整ってくるし。ベジタリアンでも、ラーメンやカレーはガッツリ食べられます(笑)フローズンミールは手軽なので取り入れやすいですよね。

-体調などしんどい時こそ、食生活を置き換えてみるというヴィーガンの始め方もあるんですね

「そういう食生活をしてる自分っていいじゃん!」って思えるのがいいんじゃないかなと思います。自分自身の気分も良くなるし、環境にもいいって最高だと思います。しかも美味しいですからね〜!
あと、最後まで難しいなと思っていたことがありました。フリーランスでお仕事をしているので、お食事の機会や会食のときにベジタリアンだと相手に面倒に思われてしまう、負担になるかもという気持ちがあって。ただそれは相手からどう思われているかを過剰に考える自分のクセからきているなと感じました。これを機会に、自分の大切にしていることを不快感なく相手に共有していけるようになれたら、食生活に限らず人間関係のストレスは減るだろうなと思いました。その気づきは大きかったです。

-食事の概念以外にも、ご自身のあり方や考え方まで影響したというでしょうか?

食生活を変えるって、本当に大切にしたいものを大切にしたり、自分も相手も大切にするコミュニケーションということを考えさせられた経験ですね。

-改めて食がもたらす影響の可能性をすごく感じますね、、!

そうですね〜!
今日のお昼がウーバーイーツで注文だったんですけど、この時にフローズンミールがあればな〜と思っていました(笑)
Grinoのサービスが待ち遠しいです!

編集後記
とても明るく、ポジティブに無理なく続けられているところが素敵なまりさん。野菜を食材の名前ではなくて、栄養素名で呼ぶ環境があったというお話を聞いた時には思わず驚いてしまいました!(笑)

取材にご協力いただき本当にありがとうございました!

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