心の声に従いクライアントエンジニアの道を進む学生アルバイトの話
今回の記事はグリモアで学生アルバイトエンジニアとして働くみずきが担当します。
自己紹介
2022年9月に学生アルバイトとして入社したみずきといいます。
現在は大学3年生で、大学では情報系の学部に所属しています。社内では、クライアントエンジニアとしてバグの修正や既存機能の改修などアウトゲームの実装を行っています。
入社から3ヶ月程度しか経っていませんが、想像以上に実務を任せてもらい、日々学びの連続です。
「グリモアでの学生アルバイトってこういう感じで働くのか」というイメージを持ってもらうベく記事を書いていきます!
入社前
大学では主に以下のことを学んできました。
基礎的な情報学
コンピュータアーキテクチャ、情報セキュリティ、データベース、TCP/IP、オペレーティングシステム etc...)
PythonやJavaを用いたプログラミング実習
今期はJavaでネットワークシミュレータを制作中
自分の学部ではプログラミングによる開発はあれどもゲーム開発に関する授業はなく、現在使用しているUnityやC#を使用する機会はこれまでありませんでした。
クライアントエンジニアを目指す
実は今年のゴールデンウィークまでは、明確にゲームを開発するクライアントエンジニアになることを考えていませんでした。大学での学びを活かせるIT業界で働くのかな…みたいな漠然とした考えを持っている程度でした。
ゲームは大好きで幼少期からゲームクリエイターになりたいという気持ちはありましたが、「ゲームをプレイするのと、作るのは別物だ」とか「ゲーム業界は難しい、厳しい」とか、そういう現実的な文言にふれ、心の隅に追いやってきた部分がありました。火のない所に煙は立たぬとあるように、実際そうなのかもしれないです。
しかし、このまま言い訳をして心の声から逃げたままは嫌だと思うようになります。なにより「ゲームというコンテンツを消費するだけでありたくない、コンテンツを生み出す側でもありたい」という気持ちが強くなり、ゲーム業界を目指すことを決めたのが今年のゴールデンウィークです。
数ある職種の中でクライアントエンジニアを志したのは、実装したいものをどうソースコードに落とし込むかを考えるのが好きで、ユーザーの皆さんの目に見える部分を実装したいと思ったからです。それから「UnityやC#に触れたことはないけど、そんなの関係ねぇ!!」とひたすら勉強を始めました。
グリモアのアルバイト選考に応募したきっかけ
日々独学でUnityやC#勉強していくなかで、クライアントエンジニアに必要な技術や知識、経験を得るために実際の現場で学びたいと思うようになり、学生でもゲーム開発現場で働ける場所を探していました。
そしてグリモアと運命的に出会いました。
きっかけはグリモアが配信している『ブレイブソード×ブレイズソウル』(以降ブレ×ブレ)の生放送です。運命的にと書きましたが、この生放送にたどり着くまでが運命的でした。
普段からブレ×ブレにふれていなかった私は、ゲーム関連からでもなく、アニメと声優というところからたどり着きました。この出会いは運命的といえますよね!?
生放送を見てみると、馬の被り物をした人がいたり、ゲームのリアルタイム更新や情報漏洩という名で新情報を公開したり、おもしろい試みをしているところに興味をもちました。加えて、グリモア公式サイトの「僕らが大人になってしまったら誰が世界に夢をみせるのだ」や「中二病を救う」というビジョンに興味メーターが爆発して、すぐにエントリーをしました。
入社後
そんなこんなで入社し、現在は週3で出社し業務を行っています。
入社後、最初は小さなバグ修正をまかされました。最初から実際のファイルに触れることができ、ワクワクしていました。その後は既存の機能の改修を担当しました。最近は新機能実装を担当することもあります。学生アルバイトでありながら、様々なことを任せてもらえて夢のようです。自分の作業が実際にゲーム内に実装されるので非常にやりがいがあります。学生だけど実務も経験したいという方にとっては、魅力的な環境です。
任せてもらえるのは魅力的だけど業務こなせるか不安と思う方もいるかもしれないですね。実際、自分もはじめは不安でした。しかしそこまで不安になる必要はありません!!
わからないところを質問すると、メンターの方や周りの方々が本当に本当に丁寧に回答してくれます。貴重な時間をさいて対応してもらえるので、その分期待に応えないとという気持ちが芽生えつつ、学生でも失敗に怯えすぎずチャレンジできる環境に感謝しています。
学んだこと
入社後たくさんの学びがありました。ここでは下記の三点を紹介します。
ソースコードを読む能力の重要性
エンジニアとしての多くの技術
目標や方向性の共有の大切さ
1. ソースコードを読む能力の重要性
基本的に何かを実装したいとき、まずは他の方の書いたコードを読むところから始まります。ファイルの数が多いので、どういうふうに処理が流れていくのかなどの構造を把握するのは大変でした。やみくもにコードを深堀りしていくと迷子になります。加えて自分の知らない文法があるので時間が無限に消えていきます。また、コードが読めると「こう書けば綺麗に実装できるのか」という学びにもなります。ソースコードを読む能力は非常に重要だと学んでいます。
2. エンジニアとしての多くの技術
これは個人的な学びになりますが、GitHubを使用した開発は新鮮でした。GitHubを利用したことはありますが、issueをたてたり、プルリクを送りレビューをもらったりする経験はありませんでした。実務経験を積みながらGitHubを用いた開発のサイクルを学んでいます。他には設計や使用したことのないライブラリなど、多くの技術にふれ学ぶことができています。時には自分がこれまで実装してきた方法と比較し、こんな良い方法があったのかという気づきもあります。
3. 目標や方向性の共有の大切さ
目標や方向性の共有の大切さと書きましたが、要はコミュニケーションが大事ということです。特に目標が不明瞭な状態や方向性の認識のずれは開発スピードに顕著に現れると感じました。グリモアではOKRが設定されていたり、メンバー間での認識合わせが活発です。全員が同じ方向をみて開発することはチームにとって、最終的にはユーザーの方々にとっての幸せに繋がると感じています。
最後に
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
グリモアでの学生アルバイトは、実務をこなしながらゲーム開発について学べるので、とにかく日々の充実感がすごいです!!
この記事が自分のようにゲーム業界を目指すことに億劫になっている方や、ゲーム業界を目指していて開発現場で働くことに興味がある方が一歩前に踏み出すきっかけになれば嬉しいです!!