【合格体験記】 ~日商簿記試験 3級を終えて~
こんにちは!
kodaiです。
今回は、日商簿記試験3級の受験を終えての感想と、
私が行った簿記3級の学習方法について書いていきます。
【前提条件】
・社会人3年目
・簿記/会計の知識がほぼゼロ
・書籍のみでの完全独学
(教材:自分に合いそうな書籍をネットで検索しました。
学習法:ネットで検索しつつ、自分なりに考えました。)
【学習期間】6ヵ月
【総学習時間】250時間前後
平日:1日1時間ほど
(仕事終わりに、カフェにて学習)
休日:基本は2時間ほど、多いときは4時間ほど
(午前中:家にて学習 午後:カフェにて学習)
【使用した教材】計4冊
①「スッキリわかる 日商簿記3級」
②「スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集」
③「合格するための本試験問題集 日商簿記3級(2021年秋冬対策)」
④「みんなが欲しかった簿記の教科書 日商3級 商業簿記」
【学習スタイル】
手順①
「スッキリわかる 日商簿記3級」で、基礎・基本の学習
目的:知識のインプット・簿記の概略を掴む
レベル感:扱う金額が少額で、基礎的な内容
手順②
「スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集」を解く
目的:問題に慣れること
レべル感:扱う金額が大きくなり、より実践的な内容
手順③
「合格するための本試験問題集 日商簿記3級(2021年秋冬対策)」を解く
目的:さらに、問題に慣れること
(補足)
「みんなが欲しかった簿記の教科書 日商3級 商業簿記」については、
単独でのまとまった学習はせず、
手順②③を行う過程で分からない箇所があったら、辞書的に活用
目的:調べる→知識の定着・疑問点の解消
【学習する中での気づき】
☆最初の2ヵ月くらいは、しんどい。
原因:基礎知識の不足
しかし、3ヵ月目くらいから、学習がどんどん楽になった!
(以下のような感じ)
・最初の1~2ヵ月
→勘定科目すらも分からず、
どの勘定科目が借方or貸方なのかも分からない状態
・3カ月目くらい
→感覚的に、勘定科目の理解が出来て、仕訳も楽になってくる
この段階では、(簿記って意味不明)という感覚はほとんど無くなり、
(意外と自分でも出来るかも)という感覚に変わってくる。
・残りの3ヵ月
→ひたすら問題を解く段階。
問題集の1周目が終わる頃には、(類題がほどんどだな)と気が付く。
ほとんどの問題が、楽に解けるようになってくる!
【試験後の感想・気づいたこと】
(試験後の感想)
・問題集でかなり高得点が取れていた為、
どこか油断していたのかもしれません。
予想していたよりも、遥かに難しかったです(泣)
(少しネタバレみたいになるのですが)
具体的には、
・第2問:
各勘定科目ごとの空欄補充が分からず、
4択問題もよく分からなかったです。。
・第3問:
仕訳で、勘定科目を「仕入」ではなく「売上原価」にて処理する 問題で、時間がかかりました。
(気づいたこと3点)
①問題集を通じて、問題に慣れることは大切
しかし、だからと言って、初見の問題に対応できるかどうかは別の話。
→試験では、限られた時間内で、冷静に仮説を立て、推測し、
選択肢を選んでいくなどのプロセスが必要。
(インプットした問題だけが解ける状態では、初見の問題には対応出来ない)
☆少し大げさで、やや脱線した話になりますが、
初見の問題にも対応できる力を養う為、普段から(こういう場合にはどうすればよいか?、これは何なのだろうか?)といったように、物事を疑問視して、知識のアンテナを張って、様々な物事に対応していく姿勢を持つことが大切だと思いました。
②(とにかく合格することが目的)という方であれば、
満点を狙うのではなく、分からない問題を潔く飛ばすことが大切
(余った時間で、飛ばした問題を解いていけばOK!)
→こうすることで、
試験特有の焦りがなくなり、解ける問題で確実に得点できる
③(かなり独自の視点になりますが)
・普段から、
カフェのような、隣に知らない人がいる状況での学習をお勧めします!
(理由)
※試験当日は、隣に全く知らない人が居て、
集中できないことが想定される為。
(普段から、隣に全く知らない人がいる状況に慣れておくことで、
耐性ができて、試験当日も集中できると思います。)
※試験が終わった後の帰り道で、どこからか、
「隣の人が、シャーペンをカチカチしてて集中できなかった~」とか、
「隣の人が、指をポキポキ鳴らしてて集中できなかった~」とか、
「隣の人が、咳ばっかしてて~」など、
隣の人が原因で、問題に集中できなかったと思われる人が
数多くいたからです。
【最後に~全体を通じて~】
・私は、仕事終わりにカフェで学習するという、
あまり効率的ではない学習スタイルを取っておりました。
→当たり前ですが、仕事終わりは体力があまり残っておらず、
カフェに着いてから学習を開始するまでに、
30分近くかかってしまうこともありました。
学習の開始が遅れたが故に、
閉店時間ギリギリまでカフェに居座り、カフェを全体の一部とする館内に取り残されそうになったこともありました(笑)。
(店員さん達には、ご迷惑をお掛けしてしまいました。。)
☆この経験からも、朝が強い人であれば、
朝活をしたほうが圧倒的に効率が良いと思いました!
(やっぱり大事だと思ったこと2点)
①少しずつでもよいから、可能な限り毎日学習する
②時間を見つけて、学習する
→②に関しては、私の場合、
旅行で新幹線に乗っている時、ホテルに滞在している時でも、
時間を決めて、学習をしておりました。
こんな感じで、
簿記の知識ほぼゼロ×半年間の独学という条件でも、
何とか簿記3級に合格することが出来ました!
私一個人の意見ではありますが、
これから簿記3級の学習を頑張ろうとする方々にとって、
参考となれば幸いです!!
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!
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