音楽が広げてくれる東南アジアとビジネスと人との出会い
皆さんこんにちは。
今月も来週からベトナムホーチミン、インドネシアジャカルタに約2週間ほど行ってきます、グリッジ株式会社の籔井です。
今回は、東南アジアに行く事前報告も兼ねて、もはや第二の故郷になりそうなベトナムに触れた内容です。
オンラインで済む中、現地に行く理由
ベトナムを含むASEANは、人口7億人を超える勢いで経済的な可能性を秘めた地域として、日本に限らず全世界の注目を集めているなぁと感じます。
世界中、と感じるのは実際に現地に行くことでも感じますが、何より現地のクリエイターと仕事をしている中で色々なリアルを目の当たりにするからでして、本当に驚きます。
また音楽業界ではストリーミングの上位に東南アジアの国が入っているので尚更かと思います。
今回もベトナムやインドネシアを訪れる理由は色々ありますが、その中でも一つ、人と直接触れ合うことでしか得られない「現地感のさらにその先」をつかむことが目的の一つかなと思います。
コロナ以降、オンラインツールなどで地理的な距離は従来よりも大きな障壁ではなくなりましたが、現地の人々と対面してその場の空気感を直接感じることの価値は計り知れません。
実際のところ、グリッジのベトナム ブランチ支店長のITOさんとのMTGはオンラインでもおこなっていますが、定期的に会いにいってます。
むしろ現地に行くために仕事を作っている、という方が正しいかもしれません。
そして不思議なことに、ベトナムでは会議室で一回もMTGしたことがなく、ご飯を食べながら、歩きながら、お酒を飲みながら、時には仕込んだイベント会場の現場で。それと意外と多いのが、バイクで2ケツで移動しながらです。
#中学生に戻った気分、当時はジョグ
ホーチミンではバイク移動が多く、Grabは必須です。バイクといっても125ccが多く見た目はほぼ原付。この現地の移動の時間は僕にはとても大切な時間でして、いつもバイクを運転してくれているITOさんには本当に感謝しています。
きっとITOさんは、僕がぼんやり考える「時間」をくみ取って与えてくれているのかなぁ、とさえ感じます。
#ITOさんCảm ơn
現地調査などで目がいちかぎなのが分かりやすいハード面ですが、時間をかけないとわかりずらいライルスタイルや手の中のスマホの動きは結構大事かなと思います。
#覗き見厳禁
「現地感のさらにその先」にあるものを、妄想と創造を巡らせて現地では車ではなくバイクの後ろに乗っています。たまにバイクの後ろにまたがっている”ローマの休日乗り”の子が素敵すぎる件は、是非現地で見てみてください。
人口1億人を超えたベトナム:若者の力が引き寄せる未来
2023年、ベトナムは人口1億人を突破しました。その大半が若者です。
人口が1億人となったことにより、ベトナムは世界で15番目に人口が多い国となり、東南アジアでインドネシアとフィリピンに次いで3番目に多い国となったようです。
そしてこの人口ボーナス期と経済成長が2039年まで続くと言われているベトナム。
この若者たちが新しいアイデア、新しい価値観をもたらし、世界へ羽ばたき、経済を盛り上げる大きな力となっていく未来は容易に想像がつきます。
そんな刺激を現地イベントスタッフや現地大学生との触れ合いを受け取り、前回のnoteで少しだけ触れたように現地大学生徒の交流や新しいプロジェクトを進行するにいたりました。詳細は追って報告します!
2023年という年は日本ASEAN友好協力50周年のタイミングでもありますが、日本とベトナム国交50周年という記念すべき年です。
そこには色々なチャンスがあります。国、民間企業(日系から現地企業まで)、そして人との繋がりなど。
韓国の例を見ても分かる通り、民間の挑戦はもちろんですが、国の後押しがあることはIP業界の全体のビジネスにとっても大事なリソースだと個人的には思っていまして、こういう機会はどんど活かしていきたい思っています。
ベトナムと音楽(IP)の可能性
先日以下のような記事が現地から送られてきました。
ベトナムといえば、どちらかというと他の国と同じくTikTokやYouTube、そしてFacebookがソーシャルメディアとして浸透しています。
しかし以前弊社でも以下のような経験があったこともあり、コロナ禍ではあらゆる策を講じてその他諸外国にアクセスを試み、今のブランチや色々な関係者とのパイプに繋がっています。
今となっては意味がない行動は何一つなかったと言えますが、具体的に行動していた内容を話すと「わざわざそんなことをやってたの!?」と驚かれます。過去のドブ板営業職経験がここで活きていると思います。
そして2023年現在、日越国交50周年イベントや、国際音楽フェスティバルに日本のアーティストをブッキングするなど、少しづつ伏線回収をしている期間に突入しています。
web2.0でも出来ることまだまだあり、むしろ出来てないことの方が多いなと改めて感じていまして、そこにコミットして挑戦しています。
特に国際音楽フェスは、アジアから世界、世界からアジアのキッカケとなるので、日本のアーティストの機会創出のためにも、ここからさらに爆速で加速して色々な成果に繋げていきたい、再現性のある仕組みにしたいと思っています。
シンク・ウィーク
今月末に行くベトナム・インドネシアでの2週間は、ある意味シンク・ウィーク。
#思うだけなら自由!
シンク•ウィークというのは最近知った言葉なのですが、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが年に2回、バカンスとは別に1週間の「内省の旅」に出ていたことからついたことばが「Think week」だそうです。
目的は「クリエイティブなエネルギーを取り戻すこと」。そのシンク•ウィーク=考える週、というのは他人と少し距離を置き、静かな時間を過ごしつつ、やらなくてはいけないことに着手する時間。
インターネット黎明期の頃、マイクロソフトはその波に乗り遅れたと言われていた時期、このビルゲイツのシンクウィークを経てインターネットへの舵を切るを意思決定し、MSNのリリースなど一気に加速していったそうです。
僕の場合は現地のITOさんや関係者と色々と会っているので、全然シンクの時間とは言えずシンク&アクションウィークなのですが、この『シンク・ウィーク』に共鳴したので紹介させていただきました。
ベトナムホーチミンの後に向かうインドネシアに関しても、色々と動いてきたこと、今リアルタイムで動いていることがありますので、改めてこちらで報告していきます。
今回も最後までに呼んでいただきありがとうございました。
皆さまからのご支援とご声援が、日々の活動の原動力となり、次へのステップに繋がると確信しております、是非、いいねもお願いします!
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