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命大事に。

あーもうやってられっかよ
何でこんなギリギリの時間に電話なんてかけてくる訳?はぁ、まぁ出ますけど!でますけどね!づっと同じようなこと言いやがって、それはこっちの部署じゃねぇって何回言ったらわかる訳?
バカなの?まじでないんですけど。あいつら先に帰りやがって!せっかく今日は定時で帰れると思ったのに!

はぁ、まじで今日のは無いわ、はぁー
帰るのだるいわ
瞬間移動とかできるようになんねぇかなー

「はぁ、」

もうだめだなー
生きるのしんどいなー
自分の無力さに飽きたわ




「はぁ、」
とりあえず帰りますかっと。


はぁ、ひえてきたなぁ



「うわぁっと!」
「いったあああああああああ!!!!」


もぅ、やだ、



「っう、っゔ、、、」


はぁ、散々だな、

「このまま人生終わるのかな、」

「大丈夫ですか!?」

「へ?」

「あっ、なんでもないです。すみません。」

どうやら声に出てたみたいだ。
知らない人に心配させてしまった。
すみませんはこっちの方だ、
「はぁ、」

「こちらこそすみません。ちょっと疲れてて、独り言なので気にしないでください。ありがとうございます。」

「そうですか、」

「本当に大丈夫なので大丈夫です。ありがとうございました。」

「そうですか。無理しすぎないでくださいね」

「はい、ありがとうございます。」

「では、失礼します。」

はぁ、心配させてしまった。
優しい人、ありがとう。
ああいう人もいるんだなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー

「はー、あの人また調子わるそうだったんですよ。」

「もう諦めろよ、懲りないやつだなぁお前も。」

「いやいや、まだだよ。っていうかこれで諦めたらだめでしょ。これが僕等の仕事なんだから」

「そうだけどよ、まぁお前も無理すんなってことだよ」

「へぇ、君に心配されるなんてね。」

「はぁ?お前に休まれたら俺の仕事が増えるだろうが!ただでさえ忙しいってのに!」

「まったく、素直じゃないのはいつも通りみたいだね。」

「はぁ?!俺がお前のことなんて心配する訳ないだ

「なーにしてるのかなぁ?君たち、随分と楽しそうだねぇ。はい、これ。」
「あー、どんどん増えていくなぁー。」

「え、また!って言うのも飽きたんすけど。」

「はいはい、これがうちの商売だから文句言わないの。」

「はぁ、また開き直ってますよね。そゆとこ、」

「それで次は?へぇ、やっぱり最近多いですよね。いつもに増してるというか。」「政府も開き直ってますよね、はぁ。」

「まじ、それな。少しでも命を救いたいってのはわからんでもないけどな。」

「まぁ全てが解決する、なんて事はあり得ないと言えるしね。それまでも待っていられないという事だろうね。」「さぁ、もう働きなさーい。」

「はいはい、わかりましたよ。」

「おらぁ!さっさといくぞ!」

「はぁ、終わりは来ないもんなのかね。」

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「もうだめだ、ゔっ、し、死んでやるゔゔぅ、ゔ、」

「だああああー!!!」
「ぎゃあ!!」

「なんだお前、ゔっ、お、お前なんかになにが、何がわかるっていうんだよ!死なせてくれよ!それで終わるんだ!」

「あーもう、うぜーな。うるせーよ!俺がお前の命の使い方教えてやるよ!」
「まずは、ちょっと落ち着いてもらおうか、おっさん。」

「はぁ!?」

「うわぁ!」

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ん。?ここは、    


「またやったんですか。君は。」

「仕方ねぇだろ。ヤバかったんだから。」

「おっ!起きたぞ!」「おっさん大丈夫か?」

っは。!そうだたしか、

「見たところ顔色は良くなってきてるな。って君はもう少し静かに話せないのか?」
「っあ。先生も来ましたね。」

「お!先生ちょっと見てやってくれよ!」

「おー、起きましたか。大丈夫ですか?」

「、はい」

「うんうん。今は落ち着いているようですね。」

「あの、わたしは、、、その、」

「大丈夫ですよ。このご時世ですから。よくある事です。今は少し安静にしてくださいね。」

「すみません。本当になんと言っていいのか。少し、落ち着きました。その、、、」


「大丈夫ですよ。少し限界を超えてしまったようですから。謝らないでください。悪いと思わないでください。自分を責めないでください。」
「あと、もう早まらないでくださいね。」
「そしてすみませんでした。いきなりのことで戸惑わせてしまったと思います。」

「いえいえ、そんな。ありがとうございました。」

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「わかっていますね。」

「はい。」

「まぁ今回のことは大目に見ますが、危険な事はするなと言っているでしょう。」

「はい、すいませんした。」

「先生!今回は本当にコイツの判断は正しかったと僕は思います。」

「おまえ、」

「はー、わかった。気をつなさい。もう下がっていい。」

「はい。」


「なんだよ、お前さっきの。」

「たまには僕もお前と意見が合うものだと僕も驚いているよ。」

「そうかよ。ありがとな。」


「まぁ、先生は最初から大目に見るって言ってたけどな!」

「はぁ、」

「なんだよ!」

「もう、言いあきたよ。」

「っはは!」


#命大事に

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