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junsus79
施錠
鍵をかけました。
もう出られません
開けれません
一人になりました。
その方がきっと楽です
わたしだけのせかいだから
必要ではなかったんです。
壊されていくと感じてしまったから
怖いと思ってしまったから
わたしはわたしのはずなのに、
どこか違うような気がしてくるのです。
侮辱や蔑みを受けてしまうのではと考えて
勝手に怯えて壁を作った。
その壁は余計に厚さを増していく
出られなくなってるのは自分のせいだと
知っていてもどこか相手のせいだと思いたくなって。
全てが嫌いになっていく。
知らないものほど恐ろしいとは
こういうことなんだろう。
わたしのせかいは間違いだったのかな。
どうしてなんだといつも思う。
なぜこんなふうにしか生きられないんだ
もっとふわっと生きてみたい。
息苦しいんだ
一人のはずなのに。