にんじん、今がおいしいって知ってた?GREEN SPOONの旬なお買い物リスト
GREEN SPOONは、季節の変化を楽しみながらそのときどきのおいしい野菜やフルーツで栄養をとることが、もっとプレイフルで健康な食生活を送るひとつの方法だと考えています。
そこで、気負わずに日常で旬をとりいれられる野菜&フルーツの「お買物リスト」を今日はご紹介。
普段づかいできる定番の野菜やフルーツの旬を知ることで、いつも食べている食材が、もっとおいしく感じられるかも。
にんじん
定番の野菜として一年中スーパーで手に入るにんじんですが、秋から冬にかけてが出回る量も増え、甘みも増しておいしい季節なんです。
そんなにんじんの栄養素としては「β-カロテン」が特徴的。皮膚や粘膜の維持に効果的な栄養素で、体内でビタミンAとして作用します。強い抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の維持に効果が期待できます。油との相性がいい栄養素なので、炒めもの料理もおすすめ。
また、体内の水分バランスを調節するほか、筋肉の収縮や弛緩の働きを正常に保つのに作用するカリウムも豊富なので、高血圧やむくみ予防も期待できます。
秋冬の根菜としてスープやお鍋、シチューなどにも大活躍なにんじんですが、ナチュラルな甘みを活かしてアメリカやヨーロッパではヘルシーなお菓子の材料にも。
たとえばにんじんをたっぷり入れたキャロットケーキは、イギリスの伝統的なお菓子。実はお砂糖が手に入りづらかった第二次大戦中に普及したのだとか。
パセリ
サンドウィッチや洋食の添え物としてのイメージが強いパセリは、食べずに捨てるのはもったいないほど栄養豊富なハーブ。
パセリもにんじん同様にβ-カロテンを多く含み、皮膚や粘膜の維持に効果的な栄養素で、体内でビタミンAとして作用します。強い抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の維持に効果が期待できます。ビタミンC "鉄分の吸収促進や、コラーゲンの合成を促すビタミンCを含み、美肌効果や疲労回復効果が期待できます。
特に葉が柔らかくおいしいのが3月〜5月と、9月から11月にかけての今の時期なのでスーパーで見かけたら手にとってみてはいかがですか?
お肉料理やパスタなどの炭水化物メインの料理に添えてあげると、不足しがちな栄養素を補うことができますよ!
柿
秋の代表的なフルーツである柿は、甘く熟した味わいが旬ならではのおいしさ。
縄文時代の遺跡からも種が見つかっているほど、日本では長い歴史のあるフルーツですが、実はビタミンCが豊富だってご存知でしたか?
ビタミンCは美容や健康には欠かせない栄養素であり、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあり、美肌効果が期待できます。そのほか、ストレス緩和作用や鉄の吸収を助けるといった働きをサポートしてくれます。
また、柿のオレンジ色はβ-クリプトキサンチンというカロテノイドの一種によるもの。この栄養素は、必要に応じて体内でビタミンΑに変換され、皮膚や粘膜の維持に効果や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
ちなみに、柿はアメリカやヨーロッパでも「KAKI」と日本語のままスーパーマーケットで売っていたりも。
りんご
いまでは1年中出回っているりんごですが、様々な品種のりんごが楽しめるのは10月から冬にかけてのこの時期。定番の陸奥(むつ)やふじだけでなく、酸味があってアップルパイや焼きリンゴにもぴったりな紅玉など、品種ごとの味の違いを比べられるのも旬ならではです。
そんなりんごは「An apple a day keeps the doctor away」(1日1個のりんごで医者いらず)というイギリスのことわざがあるように、栄養たっぷりなフルーツ。
なかでも豊富なカリウムは体内の水分バランスを調節するほか、筋肉の収縮や弛緩の働きを正常に保つのに作用します。ナトリウムを排出し、ナトリウムの摂り過ぎによるむくみや高血圧の予防に欠かせません。
そして、便秘に悩む人には欠かせない食物繊維も腸のぜん動運動を促進する不溶性食物繊維だけでなく、水溶性食物繊維のペクチンを含みます。ペクチンは、血糖値やコレステロールの上昇を防ぎ、糖尿病などの生活習慣病の予防につながります。
出回る量が増えてお手頃価格になるだけではなく、おいしく栄養価も高い旬の食材。ただ野菜やフルーツを摂るだけでなく、「この季節のいちばんおいしいもの食べている」という実感はきっと、あなたのココロも満たしてくれると思います。
GREEN SPOONって?
GREEN SPOONはあなたのカラダに必要な野菜とフルーツが毎月届く、パーソナルスムージーです。 こちらの自己紹介でGREEN SPOONが生まれるきっかけや、「なんで材料の状態で届けるの?」といった理由についても書いてます!
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