津村記久子さんの小説「この世にたやすい仕事はない」
本をペラペラ読み返していたら、突然鼻水が出てきました。花粉…?
4月に読んでいたこの本を、「働く」ことに悩みつつ引っ張りだしてきました。私は障害や疾患がある方の就職をサポートする、就労移行支援事業所で働いています。施設長になった自分の働き方。同じ事業所のみんなが望む働き方。そして、利用者さんたちの働き方。
特に利用者さんの働き方は悩みます。働くことが自分のやりたいことを叶える自己実現という側面と、生きていくために必要な手段という切実な側面があるからです。パワハラなど労働に