猫は秋モード
21日は大雨で石川県の能登地方で被害が多数
災害にあわれた方々にお見舞い申し上げます
地震の避難先の仮設住宅でも冠水、、、複雑な気持ち
これからまた復旧復興工事に追われるだろう
冬に向かうので早めに
猫たちの食欲はすさまじい
抜け毛が多く、猫たちは完全な秋モード
猫の反応で秋を感じるとは・・・
お彼岸ですが、ヒガンバナを見かけない
やはり暑すぎる
数秒もかからずできた💦
『源氏物語』第19帖「薄雲(うすぐも)」
『源氏物語』第19帖「薄雲(うすぐも)」のあらすじ、主な登場人物、エピソードについてまとめます。
あらすじ
「薄雲」は、光源氏と六条御息所の娘、秋好中宮(あきこのみや)の登場に焦点が当てられる帖です。この帖では、光源氏の愛人であった紫の上と、彼に対して興味を持ち始める若い女性たちとの関係が描かれています。光源氏は年老いていく自分と、若い世代の女性たちの心の距離を感じるようになります。具体的には、光源氏がかつて愛した女性たちとの別れや、老いを感じる場面が強調されます。
また、藤壺の宮の死が語られ、その死によって光源氏は深い喪失感を抱えます。彼は藤壺との秘密の恋(彼女との間にできた子供が東宮=後の帝である事実)が公に知られるのを恐れながらも、藤壺の死に対して深い悲しみを抱きます。
主な登場人物
光源氏:物語の主人公。藤壺の死によって深い悲しみを感じ、自分の老いを意識するようになります。
藤壺の宮:光源氏の初恋の人で、彼女の死は物語の大きな転機となります。
秋好中宮(あきこのみや):六条御息所の娘で、光源氏との関係が描かれます。
紫の上:光源氏の最も近しい女性であり、彼の長年の伴侶。
エピソード
藤壺の死:光源氏の生涯に大きな影響を与えた藤壺の宮がこの帖で死去します。彼女の死によって、光源氏は深い悲しみに沈み、これまでの人生を振り返ります。
若い世代とのすれ違い:光源氏は秋好中宮のような若い女性との関わりを通して、老いと若さの差を痛感し、人生のはかなさを強く意識するようになります。
自分の老いを自覚する:光源氏は、かつての情熱的な恋愛から少し距離を置き、人生の終わりを意識するようになります。この帖では彼の内面的な変化が強調されています。
「薄雲」は、『源氏物語』全体の中でも、光源氏の心理的な深まりや、人生の儚さ、老いの自覚が描かれる重要な転換点のひとつです。